【この差】「ウール」と「カシミヤ」の差

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専門家:丸茂征也(ケケン試験認証センター

 
この差は・・・

 〇「カシミヤ」は希少価値が高い
 〇「カシミヤ」の方が暖かい
 〇「カシミヤ」の方が家で洗っても縮みにくい

 
なぜ、「カシミヤ」は希少価値が高い?

普通の「ウール」に使われる「羊」に比べて「カシミヤヤギ」の頭数は約1/12と少ない


また、「カシミヤ」は一部の産毛しか使わないのでさらに希少価値が高くなる
「カシミヤヤギ」は標高の高い山岳地帯に生息しているため、冬は-35℃の環境で生活している。その厳しい寒さから身を守っているのが暖かい産毛。「カシミヤ」は一頭から取れる量が少なく、取引価格も「ウール」の約10倍もの差がある。

 
【実験】本当に「カシミヤ」の方が暖かいのか?
12月の平均気温7℃に設定した実験室で、「ウール」100%のセーターと、「カシミヤ」100%のセーターをそれぞれ着用してもらい、30分間体の温度変化を調べた。

 

【10分後】

「ウール」は胸は温度が上がったが、脇とお腹はあまり温度が上がらない。

「カシミヤ」は胸・脇・お腹ともに体温が上昇。

 

【20分後】

「ウール」は10分後より体温が下がった。

「カシミヤ」は20分後より体温が上昇し顔まで温度が上昇した。

 

【30分後】

「カシミヤ」の方が全身温度が上昇。「ウール」より「カシミヤ」の方が保温力が高いことが分かった。

   
 
なぜ「カシミヤ」の方が暖かいのか?        
「ウール」に比べて「カシミヤ」の方が繊維が細い

繊維が細い方が編んだ時に目が細かくなり、風を通しにくいので暖かい。

 
なぜ、「カシミヤ」の方が家で洗っても縮みにくい
「ウール」の繊維は表面がギザギザしていて、水で洗うとそのギザギザが開き繊維同士が絡まって縮みの原因になる。

「カシミヤ」の方が繊維の表面のギザギザが少なく、洗っても縮みにくい結果となる。

 
「カシミヤ」の洗い方
<注意!>「カシミヤ」を洗う時は中性洗剤を使用する。

 【手順1】中性洗剤を約30℃のお湯に入れて軽くかき混ぜる。
 【手順2】型崩れしないように折り畳んだセーターを浸ける。
 【手順3】そのまま持ち合上げて浸ける「持ち上げ洗い」を20~30回繰り返す。
  ※「押し洗い」すると汚れが繊維の中に入ってしまうので、押さない。

 【手順4】ぬるま湯の中で20~30回持ち上げて浸けるを繰り返してすすぐ。
 【手順5】バスタオルの上にセーターを広げて、上からもう一枚バスタオルを掛けて、バスタオルで包んで巻いてやさしく押さえながら脱水する。

 【手順6】日陰で平干しする。

 

【minnano編集部】
「カシミヤ」がこんなに希少な物だったとは知りませんでした!さらに、「ウール」よりも自宅洗いに適しているとは驚きです!?みなさんはご存知でしたか?
みなさんは、お洋服の扱い方や洗濯方法についての疑問やお悩みはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2016年1月17日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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