【この差】「誤嚥性肺炎になりやすい人」と「なりにくい人」の差


 
専門家:西山耕一郎(西山耳鼻咽喉科医院 理事長)
 

この差は・・・

「のどの筋肉」を鍛えているか どうか

 
肺炎で死亡する人は年間何人?

日本人の死因 第3位の「肺炎」(1位は「ガン」、2位は「心臓疾患」)、年間約12万人が死亡。

 
「誤嚥性肺炎」になる原因とは?

「喉頭蓋」が正常に機能せず、本来「食道」に入るべき「食べ物」が「気道」に入り(「誤嚥」)、細菌が繁殖して「誤嚥性肺炎」に。

 
「誤嚥性肺炎」になりやすいのは「男性」「女性」どっち?

「誤嚥性肺炎」になっている男女の割合は、男性:7、女性:3。

 
なぜ「誤嚥性肺炎」に「女性」はなりにくいか?
「女性」はよく話す。「男性」は歳を取るとだんだん話さなくなる傾向が多い。「話す」と、「のどの筋肉」は鍛えられるので、結果として「飲み込みの筋肉」も鍛えられて「誤嚥」しにくくなる。

 
「喉の筋肉」の衰えが始まるのは何歳から?
40歳くらいから。

 
食事の時、一番大事なことは、「最初の一口目」
「慣らし運転」をちゃんとしないとむせやすい。一口目に何を食べるかが大事。「ひきわり納豆」は滑らかに入ってくるため、「慣らし運転」ができていない喉頭蓋も対応できる。ほかには、「とろろご飯」や「卵かけご飯」「あんかけ」など、「ネバトロ系食品」をオススメする。

 
なぜ一口目が「みそ汁」だと誤嚥しやすい?
朝一番で頭がぼーっとしていることが多く「慣らし運転」ができていない状態。そのため、喉頭蓋のタイミングが鈍く遅れるのに対して、「みそ汁」は液体のため速いため、「気道」に入りやすい。「水」も極力避けた方がよい。

同様に「麺類」も。「すするという行為」と、すすった後に「飲む行為」も避けた方がよい。麺類をすする時は「息を吸う状態」なので、喉頭蓋が空いているため、「誤嚥」しやすい状態。もし麺類を食べたい時は「あんかけ状」にして、麺を「短く」切ることをオススメする。

 
会話しながら食べるは?
会話をしているということは、喉頭蓋が「常に空いている状態」のため、「気道」に入りやすくなる。会話しながら食べるのはオススメしない。

 
「誤嚥(むせて)」してしまったらどうするか?(対処法)
むせてしまった時は、上半身を十分倒して、「気管」が水平になるような状態で、咳をした方が出しやすい。

 
「誤嚥性肺炎」にならない「のどの鍛え方」(予防策)
1)特に有効なのは「カラオケ」。「キーの高い曲」がオススメ。
2)「嚥下おでこ体操」

〇簡単にできるのどの鍛え方 『嚥下おでこ体操』

 1、手のひらの下の部分をおでこに当てて、おへそをのぞき込むようにする。

 2、手を上に押し上げるようにして、手とおでこが押し合っている状態を5秒間キープする。

 3、1日5〜10回繰り返す。

 

【minnano編集部】
誤嚥性肺炎、怖いですね。カラオケやおしゃべりをたくさんして、普段から喉の筋肉を鍛えておきたいと思います。『嚥下おでこ体操』もとても簡単ですので、みなさんぜひ試してみてください!
みなさん、健康や病気予防のために行っていることはありますか?みなさんの健康レポ、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2017年8月22日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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