【この差】「製造年が入っている硬貨」と「製造年が入っていない紙幣」の差

みんなの「この差」 この差 雑学


 
専門家:岩下直行(京都大学 公共政策大学院 教授)

 

 
この差は・・・

硬貨に製造年が付いている理由
(1)明治政府のプライドの表れ
(2)交換する時期を明確にするため

 
「明治政府のプライドの表れ」とは?
江戸時代の通貨「寛永通宝」や「天保通宝」は、偽造が横行し、社会問題になっていた。

そこで、明治新政府は明治4年(1871年)13種類の硬貨を発行。その際、偽造されにくいデザインに

 
なぜ年号を入れたのか?
年号を入れたのは、後に総理大臣になった大隈重信。財務担当参議になり、新しい硬貨造りを任された。

明治3年、最初のデザインができた際には年号が入っていなかった。

大隈は絶対に硬貨を偽造されないという意思を示すために年号を入れることを指示した。

 
交換する時期を明確にするためとは?
硬貨(金属)は劣化・損傷が分かりづらいので、交換時期がわかるように発行年が入っている。

「30年経った硬貨」は自動販売機などで反応しにくくなる。

そのため、すり減った硬貨は交換しないといけないので、30年経ったことが分かるようにしている。

 
「30年前の硬貨」はどれくらいすり減っている?
2017年に発行された100円玉と、30年前の1987年に発行した100円玉をそれぞれ100枚ずつ積み上げると…

その差はおよそ1枚分、およそ2mm

 
なぜ紙幣には製造年が入っていない?
紙でできた紙幣は、劣化がわかりやすいので、製造年を入れていない。

 

【minnano編集部】
大隈重信の指示で、硬貨に年号を入れるようになったとは驚きです?!みなさんはご存知でしたか?新しい硬貨と30年前に発行された硬貨の厚みの差にも驚きました!!
硬貨や紙幣にまつわる疑問や豆知識等、レポして下さると嬉しいです。みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2017年9月12日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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