【この差】「富田」と「冨田」の差

みんなの「この差」 この差 雑学


 
専門家:菅野俊輔(早稲田大学 講師 江戸文化研究家)

 
スマホやパソコンとで「とみた」と入力すると「富田」と「冨田」の二通りの漢字が表示される。

電話帳で調べてみると、やはり「富田」さんと「冨田」さん、両方いる。

 


 
この差は・・・

 「本家」か「分家」か どうか

本家は点がつく「富田」、分家は点がつかない「冨田」。

 

「とみた」という名字の由来は?

「とみた」という名字が生まれたのは鎌倉時代の頃とされている。先に生まれたのは「点のつく富田」。「富」の漢字をよく見ると、「屋根」の下に「口」「田」があり、お米を蔵にたくさん持っていることを表す。

つまり、お米が豊「富」に獲れる「田」んぼで、「富田」となった。

 

点のつかない「冨田」はどうやって生まれた?

「点のつく富田家」で起きたあるエピソードが「点のつかない冨田」が生まれるきっかけになった。税としてお米を収める時に、富田は「お米が豊富にとれる名字」のため、分家になり「米が獲れず役人に怒られることに悩んでいた弟」に「本家の兄」が名字を変えることを提案。



米がたくさん獲れる本家を「富田」とし、米があまり獲れない分家を「冨田」とした。

 

本家と分家で字を変える?

実は「本家と分家で字を変える」という事はよくあること。徳川家康の徳川家も、本家は「德川」、分家は「徳川」と文字が違う。

 

【minnano編集部】
「冨田」さんが生まれたのは、「富田」という名前が原因で悩む弟に向けて兄が提案したアイディアがきっかけだったとは!?驚きです!!
みなさんは、名前や漢字について疑問に思うこと、不思議に思うことはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2017年11月28日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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