【この差】「手を体の横に置くお辞儀」と「手を体の前に合わせるお辞儀」の差

みんなの「この差」 この差 雑学


 
専門家:岩下宣子(マナー講師)

 
この差は・・・

 親しみやすさの表現を意識しているか どうか


 
それぞれのお辞儀の成り立ちに関係している

 

「手を体の横に置くお辞儀」のはじまりは?

先に生まれたのは、「手を体の横に置くお辞儀」。室町時代に、第三代将軍 足利義満のある不満から生まれたといわれている。

足利義満は背が低かったため、道の端によける従来のやり方の場合、背の高い家臣から見下ろされることを不満に思っていた


そこで、道の端によけるだけでなく、腰を曲げ、頭を下げ、相手より視線を下げて、敬意を表す「お辞儀」をさせた

その際、腰に付けていた刀が落ちないように「手を体の横に置いた」、と言われている。

 

「手を体の前に合わせるお辞儀」のはじまりは?

太平洋戦争後の1950年代、キャビンアテンダントの方がはじめたと言われている。


当時、飛行機は敷居の高い乗り物で、キャビンアテンダントも親しみにくい存在であった。

そこで、キャビンアテンダントが、お客様に親しみを持ってもらうために、体を小さく見せて柔らかい雰囲気にしようとして始めたと考えられる。

その後、キャビンアテンダントが接客マナーの研修をいろいろな場所で行うようになり、接客業で「手を前に合わせるお辞儀」が広まったと言われている。

 

「手を体の前に合わせるお辞儀」でも「右手」を上にした場合とは?

「手を体の前に合わせるお辞儀」でも、「右手を上にする」か、「左手を上にする」かで、違う意味が込められている。


「右手を上にする」お辞儀は、利き手である右手を上にすることで、瞬時にお客様の要望に応え、「お役に立ちます」という意味がある。レストランでの接客や客室を訪ねる際など、「右手を上にする」お辞儀が基本。


一方、「左手を上にする」お辞儀は、はじめて来店されるお客様に対して、左手で利き手を押さえつけることで、「あなたに危害を加えません」という意味を込めている。

 

【minnano編集部】
お辞儀の始まりが、小柄だった足利義満の不満から誕生したとは驚きました!?お客様のことを考えた手を前に合わせるお辞儀や、手の合わせ方による違いなど、細かい配慮に感動してしまいます!
みなさんは、マナーについて知りたいことや疑問に思うことはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年1月16日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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