【この差】「そば」と「生(き)そば」の差

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専門家:ほしひかる(江戸ソバリエ協会 理事長)

 
この差は・・・

 そば粉100%か どうか

「生そば」は、そば粉100%のそばのことだが、のれんと実際は違うことも

 

生そばとはどのようなモノ?

「生そば」とは、小麦粉などのつなぎを使わないそば粉100%で打ったそば

つまり、「生粋のそば=生そば」という。

 

多くのお店が「二八そば」なのに、なぜのれんに「生そば」?

番組で都内300軒のそば店ののれん・看板を調査したところ、「生そばののれん・看板」は79軒あった。

そのなかで、「生そば(そば粉100%)」は2軒。「二八そば(そば粉8割、小麦粉2割)」は60軒。

江戸時代初期、飲食店ができ、そのなかに「そば屋」もあった。


そばは、シンプルな食べ物として評判になった。当時は、そば粉100%

ただ、そば粉だけだと、打ちづらく、ゆでると切れてしまうという欠点を抱えていた。

そこで生み出されたのが「二八そば」

つなぎに小麦粉を2割いれることで、そばの弾力性が増し切れにくくなり、「二八そば」を出す店が増えた。


一方、「生粋のそば」を出すお店は、「二八そば」と区別するため「生そば」と名乗るようになった。そのため、江戸には「生そば」と「二八そば」という2つののれんの店が存在していた。

ところが、そば粉100%の「生そば」の方が、後で出てきた「二八そば」より、風味が良くて味も良いと評判になって繁盛した。そのため「生そば」というのれんを出した方が、格上のイメージがあった。
江戸時代後期には、「二八そば」の店も、そば粉の割合に関係なく、のれんを「生そば」に変更するようになり、「生そば」ののれんが増え、現在も続いている。

 

【minnano編集部】
みなさんは、この差をご存知でしたか?「生そば」のいいイメージにあやかろうと、そばの割合に関わらず「生そば」ののれんが増えたとは、面白いですね!
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※「この差って何ですか?(2018年1月23日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 

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