【この差】「栄養効果を得られる納豆の食べ方」と「栄養効果を得られない納豆の食べ方」の差

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専門家:白澤卓二(お茶の水健康長寿クリニック
 
この差は・・・

 ①「炊きたてのご飯で食べる」と栄養効果を逃す
 ②「夜に食べる」と栄養効果を得られる
 ③「生卵と一緒に食べる」と栄養効果を逃す
 ④「ひきわり納豆」は栄養効果が高い


大ブームの発酵食品の中でも一番人気の「納豆」について、発酵食品のスペシャリストが解説!

 

「ナットウキナーゼ」の栄養が得られるのは、「冷ましたご飯」!


納豆の栄養効果を得られる食べ方は、「冷ましたご飯で食べる」「ナットウキナーゼ」といわれる脳卒中や心筋梗塞を予防する納豆にだけ含まれる酵素は、70℃以上になると死んでしまう

「炊きたてのご飯」の温度はだいたい80℃ほどなので、栄養効果が失われてしまう。


45~50℃程度の温度になったご飯にかけて食べれば、「ナットウキナーゼ」を生かしたまま体の中に取り入れることができる。

納豆チャーハンや納豆パスタも同様だが、納豆に含まれるたんぱく質やカルシウム、鉄分、マグネシウム、食物繊維などは熱を加えても壊れることはない

ただ、ビタミンB1も「炊きたてご飯」の温度では死んでしまう

 

「ナットウキナーゼ」の活用には、「納豆を夜に食べる」が効果的!


「ナットウキナーゼ」は固まった血液を溶かす作用があるため、血管の中に血液が固まって起こる病気である脳卒中や心筋梗塞の予防となる。

血管の中で血液が固まりやすいのは、体を動かしていない「夜、寝ている時」

夜に「ナットウキナーゼ」を活性化させ、血液をサラサラにしてあげる必要がある。

「ナットウキナーゼ」は食後4時間後に効果を発揮し始め、8時間ほど効果が持続するといわれている。

例えば夜11時に寝る人の場合、夜7時に納豆を食べると徐々に「ナットウキナーゼ」の効果が表れ、夜11時頃に活性が最大となり8時間程度持続する。

つまり夜寝ている間ずっと「ナットウキナーゼ」の効果が得られる。寝ている時に効果があるのことが重要となる。

一旦塊になった血液を溶かせるのは「ナットウキナーゼ」くらいなので、過去に心筋梗塞を起こしたことがある人などの再発予防に納豆は効果的となる。

 

街の人にアンケート!納豆にどんなトッピングをする?

第1位:「ネギ」

第2位:「生卵」

第3位:「キムチ」

第4位:「のり」

第5位:「とろろ」

 

納豆の栄養効果を逃がしてしまう組み合わせはどれ?


納豆と混ぜることの多い5つの食品のうち、納豆の栄養効果を逃してしまう食材は「生卵」納豆の中には肌荒れや髪のパサつきを良くする「ビオチン」という物質が入っている。

一方、卵の白身には「アビジン」という物質が入っていて、「ビオチン」の吸収を抑える働きがある。

白身と一緒に食べると体内に「ビオチン」が吸収されなくなってしまう。一方、黄身の方には「アビジン」がほとんどないので、卵白を除いて黄身だけにして食べれば問題ない

 

1番人気の「ネギ」、3番人気の「キムチ」は納豆と好相性!

「ネギ」には「硫化アリル」という物質が入っていて、納豆の血液をサラサラにする効果をさらに倍増してくれる効果がある。

「キムチ」には「カプサイシン」という物質が入っていて、納豆と一緒に食べると血管を広げて血流を良くし、新陳代謝を促進する効果が期待できる。

 

おすすめの組み合わせは「牛乳」!

「納豆」と「牛乳」は、骨粗鬆症などの予防になる、おすすめの組み合わせ

「牛乳」には非常に吸収されやすい「カルシウム」が入っているが、吸収された後に骨に届けるには「ビタミンK」が必要になる。
「ビタミンK」は「納豆」の中に豊富に含まれているため、「納豆」と「牛乳」を同時に食べると牛乳に含まれる「カルシウム」の吸収を促進する。

北海道には、「北の国から」で有名な脚本家の倉本聰氏が考案した「牛乳納豆茶漬け」がある。

 

「粒納豆」と「ひきわり納豆」の栄養価の差は1.5倍!


栄養効果が高いのは「ひきわり納豆」。「ひきわり納豆」の方が「ビタミンK」の含有量が多く、「粒納豆」の600μgに対して、「ひきわり納豆」は930μgと約1.5倍の差がある。

理由は納豆の発酵の違い。「粒納豆」は、大豆1粒1粒を発酵させているが、「ひきわり納豆」は最初から大豆の粒を砕いて発酵させるため、表面積が圧倒的に広い。


そのため、発酵の過程で生まれる「ビタミンK」の量が増える。また「ビタミンK」以外にも、認知症を予防する効果のある「スペルミジン」が豊富に含まれている

 

「納豆」の栄養効果を最大限に引き出す食べ方は?

「冷ましたご飯」の上に、「ひきわり納豆」をかけて、「夜」「牛乳と一緒に」食べると、栄養効果を最大限引き出せる。

 

【minnano編集部】
「納豆」は「生卵」と一緒にアツアツの「炊き立てご飯」の上にかけて、「朝」ごはんに食べる!という方も多いのではないでしょうか?様々な栄養素をたっぷり含んだ納豆なので、せっかくなら栄養効果逃すことのない食べ方をしたいですね!
みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年4月24日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)


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