【この差】使い分けに悩む日本語|「反対」と「逆」の差

 
専門家:サンキュータツオ(日本語学者 お笑い芸人「米粒写経」)
 
この差は・・・

 正しい方向が決まっているか どうか


正しい方向はなく対立していると「反対」、正しい方向があり逆らって入れば「逆」

 

「反対」と「逆」の違いとは?

「反対」というのは、「2つのモノが、対立している状態」のことを言う。「反対」という言葉がつく言葉は、「反対意見」、「反対運動」、「反対語」など。

AというものとBというものが、対立していたり、対になったりしている。これが「反対」。

一方、「逆」は「本来の順序や方向に逆らっている状態」のことを言う。「逆」という漢字が使われている言葉は、「逆流」、「逆走」、「逆風」、「逆立ち」など。

「車線は反対」だが、本来行ってはけない方向に進むのが「逆走」。「正しく進むべき方向に逆らっている状態」を表す。

 

「反対」と「逆」、どう使い分ける?

いつもと立ち位置が違う場合は・・・「逆」。

コンビでは立ち位置が決まっている。あくまで二人にとって正しい位置が違うという意味で「逆」。

二人の男性の好みが違う場合は・・・「反対」。

正しい「好み」はない。

服の着方を間違えた場合・・・「逆」。
服を着る向きは、正しく決まっている。

一人は上の階へ、もう一人は下の階へ、「行き先」が違う場合は・・・「反対」。
二人の行き先は、上下という関係で正しい方向はなく、対立している。

「自宅の方向」を間違えた場合は・・・「逆」。
自宅の方向は、正しい方向が決まっている。

 

【minnano編集部】
何気なく使っている「逆」と「反対」という似たような言葉ですが、いざ「使い分けは?」と聞かれると、説明するのはとても難しいですね!
みなさんの感想やエピソード、疑問など、レポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

konosa-try

 
※「この差って何ですか?(2018年5月8日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)