【この差】「普通のジャガイモ」と「新ジャガイモ」の差

 
専門家:川原慎太郎(JA鹿児島いずみ)、戸田宏範(JAようてい
 
この差は・・・

 水分量が多いか少ないか どうか


「普通のジャガイモ」は栽培期間が長くて水分が少ない、「新ジャガイモ」は栽培期間が短くて水分が多い。

 

中身に大きな差がある!

「普通のジャガイモ」と「新ジャガイモ」はほとんど同じ品種だが、中身には大きな差がある。


ビタミンCの量は「新ジャガイモ」の方が約4倍多く糖度は「普通のジャガイモ」の方が約1.5倍多い


もっとも大きな差があるのが水分量で、「普通のジャガイモ」の水分量は中身の約60%なのに対し、「新ジャガイモ」は約70%、「新ジャガイモ」の方が10%も水分量が多い

 

栽培期間にどれくらいの差がある?

「新ジャガイモ」の産地 鹿児島県長島町では、「新ジャガイモ」を土の中で約3か月間栽培してから収穫する。

「普通のジャガイモ」は約4か月間土の中で栽培してから収穫する。

つまり、「普通のジャガイモ」は「新ジャガイモ」より1か月間長く土の中で栽培している。

 

なぜ「普通のジャガイモ」は栽培期間が長いのか?

「普通のジャガイモ」の約80%を生産する北海道では、水分を抜くためにわざと1か月間長く栽培している。


わざわざ水分を抜いている理由は、倉庫で長期保存し、ジャガイモが収穫できない時期も1年を通じて出荷しているため


水分が多いまま保存するとジャガイモが腐ってしまうため、「普通のジャガイモ」は水分を抜いてから収穫している。

 

代表的な料理・・・向いているジャガイモはどっち?!

「普通のジャガイモ」と「新ジャガイモ」では、水分量が違うので、向いている料理が異なる

「普通のジャガイモ」に向いているのは、「コロッケ」「フライドポテト」「ポテトサラダ」
「新ジャガイモ」に向いているのは、「肉じゃが」

「普通のジャガイモ」は身が詰まっているので、ホクホクとした食感を楽しみたい料理に向いている。

水分が多い「新ジャガイモ」はダシで煮込むと塩分が新ジャガイモの周りに付き、浸透圧で中の水分が抜けて、その隙間にダシが入り味が染み込むので煮込み料理に向いている。

 

【minnano編集部】
「普通のジャガイモ」は長期保管するために栽培期間を長くして水分量を減らしているとは?!知りませんでした!違いを知って、お料理によって使い分けたいです!!
みなさんの感想やエピソード、オススメレシピなど、レポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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