【この差】「新郎はあまりお色直しをしない」と「新婦はお色直しをする」の差

 
専門家:道前美佐緒(名古屋文化短期大学 准教授)

 
この差は・・・

 新婦は、実家との縁を切り、嫁ぎ先の家の色に染まることを表すため

1着目の「白い衣装」は、今までの自分は死に実家との縁を切ったことを「死装束」をイメージしたもので表し、2着目の「色付きの衣装」は、嫁ぎ先の家の色に染まったことを表している。

 

ほとんどの新婦が「お色直し」をするが、「お色直し」をする新郎は少ない

「お色直し」についてのアンケートをしたところ、「お色直し」をした新婦は約83%だったのに対し、「お色直し」をした新郎は約26%と少数だった。

 

「お色直し」とは?

「お色直し」は新婦の美しい姿を見せたいからやっているわけではない。本来、「お色直し」には全く違う意味がある。

そもそも「お色直し」とは、衣装の「色を直す」ことを言う。1着目は、洋装ならウェディングドレス、和装なら白無垢で、どちらも色は白2着目は、白から赤やピンク、青などの色のついた衣装に着替える

このそれぞれの衣装の色に意味がある。

 

1着目の「白い衣装」と2着目の「色付きの衣装」にはそれぞれ意味がある!

 結婚式で新婦が「白い衣装」を着るようになったのは、室町時代の武士たちの戦乱の世の中だと言われている。それまでは、花嫁衣装の決まりはなく、色付きの衣装であったり様々な衣装を着ていた。
 戦国時代、武将たちは娘を敵国に嫁がせることで国同士の結びつきを強める「政略結婚」を行っていた。しかし、「政略結婚」で嫁いだ嫁が、嫁ぎ先の城の見取り図や兵力などの重要な軍事情報を盗み親元に流す、スパイ行為が横行していた。


 そこで、ある武将が政略結婚で娘を嫁がせる際に、亡くなった人に着せる「死装束」である「真っ白な衣装」を娘に着せて、「これまでの私は死にました。実家との縁は切れました。スパイ行為はしません。」という意思表示をさせた。また、「白い衣装」は、「真っ白な私をあなたの家の色に染めて下さい」という意思を表している


 「白い衣装」から「色付きの衣装」に変えることで、「あなたの家の色に染まりました」という気持ちを表現している。

 

【minnano編集部】
真っ白な花嫁衣装が戦国時代の政略結婚から生まれたとは?!驚きです!!いずれにしても、真っ白なドレスや着物は、花嫁さんを綺麗に見せてくれますよね!
みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

konosa-try

 
※「この差って何ですか?(2018年6月5日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)