【この差】「水虫になりやすい人」と「水虫になりにくい人」の差

 
専門家:安部茂(帝京大学 大学院 教授)

 

【この差】は…
「水虫対策」を勘違いしているか どうか

【この差】のポイント!

 ① 足は、「手」で洗うこと。
 ② 靴の手入れは、「靴乾燥機」か「レモングラスのアロマオイル」を使用すること。
 ③ 家では、「裸足」で過ごすこと。
 ④ 脱衣所の掃除は、「掃除機かけ」をすること。

 

「水虫の原因」とは?

水虫は「白癬菌(はくせんきん)」という「水虫菌」が足の裏に付着することで発症する。
「水虫菌」は、高温多湿な時期になると活発になり増殖する。

「水虫の症状」は、皮のめくれ、水ぶくれ、かかとのひび割れ、かゆみなどがある。


 

水虫にならないための「足の洗い方」とは?

水虫にならないために効果的な足の洗い方は、「手で洗う」こと。

(※「ナイロンタオルで洗う」ではない!)

そもそも水虫は、足の裏に付着した「水虫菌」が、約24時間かけて角質層の中に侵入することで起こる。しかし、「水虫菌」は「水に弱い」ため、「水虫菌」が付着してしまっても24時間以内によく洗えば水虫にならない

一方、「ナイロンタオル」でゴシゴシ洗うと、目に見えない傷がついてしまい、そこに「水虫菌」が入ると約12時間で角質層に侵入してしまう。

 

水虫にならないための「靴の手入れ」とは?

「水虫菌」は温度が高くジメジメした環境を好むため、靴を不潔にしていると、靴の中に大量の「水虫菌」が発生する。水で洗える靴は、「水で洗う」のが一番効果的。しかし、水で洗えない靴はどうすればいい?

水で洗えない場合、効果的な靴の手入れは、「靴乾燥機」を使うこと。

(※「除菌スプレー」ではない)
「水虫菌」は熱に弱く、42℃で死滅する。「靴乾燥機」は、靴の中を44℃まで温めることができるので、この状態を20分程度保つことができれば繊維の中の「水虫菌」も死滅する。

「靴乾燥機」がない場合はドライヤーでも代用できるが、20分間あて続けるのは大変。

そこで有効なのが「レモングラスのアロマオイル」「シトラール」という成分が、「水虫菌」を殺すことが分かっている。

ティッシュに1~2滴オイルを染み込ませ、靴の中に入れ、アルミホイルなどでフタをして密閉して一晩置くと菌がいなくなる。


ちなみに「除菌スプレー」は、「靴のニオイ」には効果がある。しかし、「水虫菌」は「除菌スプレー」がかかった部分にしか効果がない。そのため、「水虫菌」が残ってしまう。

 

水虫にならないための「家での過ごし方」とは?

「水虫菌」を持った人が家に入ってくると、「水虫菌」が床についてしまい、知らない間に増殖してしまう。

水虫にならないために効果的な家での過ごし方は、「裸足」で過ごすこと。

(※「靴下」で過ごさない)

裸足の方が足につく「水虫菌」の数は多くなるが、足が乾燥していれば菌は侵入していかない

靴下を履いていると、「水虫菌」は繊維の間をくぐり抜けて侵入し、蒸れた靴下の中で一気に増殖する。さらに、蒸れた状態だと「水虫菌」は活発になり、「ケラチナーゼ」という角質を溶かす酵素を出して、角質層の中に侵入してしまう。

 

水虫にならないための「脱衣所の掃除」とは?


家の中で「水虫菌」が多くいるのは、湿気の多い脱衣所。脱衣所の掃除の仕方により、水虫になりやすくなってしまう。

水虫にならないために効果的な脱衣所の掃除は、「掃除機をかける」こと。

(※「フロアーワイパーで拭く」ではない)

「水虫菌」は軽くて舞い上がりやすいため、吸い込む方が効果的。「フロアーワイパー」は床をキレイにできるが、「水虫菌」に関しては舞い上げてしまうため不完全となる。

 

【minnano編集部】
「靴の手入れ」には、レモングラスのアロマオイルが効果的とは驚きました!レモングラスは香りも良いので、早速試してみようと思います!
みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年6月12日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)