【この差】「心筋梗塞になりにくい県」と「心筋梗塞になりやすい県」の差

専門家:上野俊昭(東京都 健康長寿医療センター

 

【この差】は…

「心筋梗塞」になりにくい県は、島根県

 

【この差】のポイント!

「サバ」と「シジミ」を多くとる島根県松江市は、もっとも「心筋梗塞」になりにくい地域。

 

「心筋梗塞になりにくい県」は?

日本人の死因第2位の「心筋梗塞」。年間およそ4万人もの方が「心筋梗塞」で死亡している。

主な原因は、糖分や脂肪分の多い食事を摂りすぎること

「心筋梗塞になりにくい県」第1位、は島根県

最下位の福島県では10万人のうち年間25.7人も心筋梗塞で亡くなっているのに対し、島根県では10万人のうち心筋梗塞で亡くなるのは年間9.1人のみ。

市区町村ごとに見ると、島根県の松江市は特に心筋梗塞になりにくく、10万人のうち年間に糖尿病で亡くなるのは6.2人のみ。

 

なぜ島根県松江市は、心筋梗塞になりにくい?

島根県でよく食べられる2つの食材が関係している。

1つ目の食材は「サバ」

島根県は「サバ」の漁獲量が多く、松江市は一世帯当たりのサバ消費量全国第1位の市区町村

実際、松江市在住の竹内家の冷蔵庫には、「サバの味噌煮」や「シメサバ」だけでなく、「サバの南蛮漬け」なども入っている

また、炒めた夏野菜と焼きサバで作る「サバカレー」や「サバの竜田揚げ」、「サバの塩こうじ焼き」など、食卓にはさまざまな「サバ料理」が並ぶ

 

なぜ「サバ」は心筋梗塞予防に効果的?

心筋梗塞は、血液の中に脂肪分や糖分が増えることで血管が傷つき、そこに悪玉コレステロールがたまって血液の流れが悪くなり、心臓に血液がいかなくなる病気

サバには「EPA」が豊富に含まれていて、この「EPA」が血管にこびりついた悪玉コレステロールを溶かしてくれる。そのため血流がよくなり、心筋梗塞の予防に効果がある。

 

心筋梗塞予防に効果的なもうひとつの食材は?

心筋梗塞予防に効果的なもうひとつの食材は「シジミ」

松江市の西に位置する宍道湖は全国有数の「シジミ」の産地。そのため、松江市はシジミの消費量が全国でも圧倒的に多い町

実際、松江市に暮らす矢野さんのお宅の冷凍庫には、なんと5kgもの「シジミ」が保存されている

松江市では、みそ汁だけでなく、「シジミ」を「酒蒸し」や「湯豆腐」、「パスタ」など様々な料理に入れて食べている

 

なぜ「シジミ」は心筋梗塞予防に効果的?

「シジミ」には「オルニチン」という成分が豊富「オルニチン」が脂肪や糖を血管の外に出してくれる作用があるため、心筋梗塞の予防ができる

 

【minnano編集部】
「サバ」や「シジミ」は体に良いものという認識はありましたが、「心筋梗塞」の発症にこんなに差を生むとは驚きです!

「サバカレー」や「シジミパスタ」など、松江市のみなさんのレシピをぜひ真似したいと思います!!

みなさんの感想やエピソード、オススメレシピなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

konosa-try

 
※「この差って何ですか?(2018年9月4日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)