【この差】「昔の健康常識」と「今の健康常識」の差⑥|「歯」に関する最新の健康常識とは?

専門家:天野聖志(天野歯科医院 院長)

 

【この差】は…

 「食べたらすぐに歯磨きをする」は、間違い。
 「歯磨きをした後は口をしっかりゆすぐ」は、間違い。
 「歯を磨く時は歯ブラシをしっかり濡らす」は、間違い。

 

【この差】のポイント!

 歯磨きは食後30分以上たってからすると良い。
 口をゆすぐのは1回で良い。
 歯ブラシは濡らさないで歯磨きすると良い。

 

「歯」に関する昔と今の健康常識の差

「歯」に関する健康常識で、今では間違いとされているのは、「食べたらすぐに歯磨き」「歯磨きをした後はしっかりゆすぐ」「歯ブラシをしっかり濡らす」のどれ?

 

「食べたらすぐに歯磨き」は間違っている

今の常識では、食後すぐに歯磨きをするのは良くないとされている

食べてすぐの口の中は酸性状態になっていて、虫歯が細かくできる

しかし、しばらくすると唾液が酸性状態を中和してそれ以上虫歯になるのを防ぎ、さらに唾液に含まれるカルシウムなどが細かくできた穴を埋める働きをする

そのため、食後すぐに歯磨きをしてしまうと、唾液が虫歯を修復する働きを妨害してしまう

酸性状態が中和されて元の状態に戻る食後30分以上経ってから歯磨きをするのが良い

 

「歯磨きをした後は口をしっかりゆすぐ」は間違っている

今の常識では、口をゆすぎ過ぎるのは良くないとされている

歯磨き剤には歯をコーティングして虫歯から歯を守る「フッ素」が含まれているが、口をゆすぎ過ぎると「フッ素」を洗い流してしまう

そのため、口は1回ゆすぐだけで充分。味が残ったくらいの方が良い。

 

「歯磨きをする時は歯ブラシをしっかり濡らす」は間違っている

歯ブラシを濡らして歯磨きをすると泡がいっぱいたつが、泡立ちが良すぎると少し磨いただけで磨いたつもりになってしまい、汚れが残ってしまう

 

【検証】どれくらい「磨き方」に差がでるのか?

同じ人に全く同じ食事をしてもらい、歯ブラシを濡らした場合と歯ブラシを濡らさない場合で、「充分磨けた」と感じるまで歯を磨いてもらった

すると、歯ブラシを濡らした場合は57秒で歯磨き終了、一方歯ブラシを濡らさない場合は2分46秒で終了とおよそ3倍もの時間がかかった。

汚れを赤く染める液体で磨き残しをチェックすると、汚れの落ち方に大きな差があった

 

【minnano編集部】
みなさん、最新の「歯」の健康常識、ご存知でしたか?

昔は「良い」とされていたことが、最新の研究では「してはいけない」と判明したり・・・新しい情報を知ることはとても大事ですね!

みなさんの感想やエピソード、健康のために気を付けていることなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年9月25日放送)」をチェック!!
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