【この差】「昔の健康常識」と「今の健康常識」の差⑤|「食事」に関する最新の健康常識とは?

専門家:伊藤静夫(五反田内科糖尿病クリニック 院長)

 

【この差】は…

 「食べてすぐに運動をしない方が良い」は、間違い。
 「食事は野菜から食べた方が健康的」は、合っている。
 「疲れた時は甘いモノを食べると良い」は、間違い。

 

【この差】のポイント!

「血糖値」の急上昇を抑えるためには・・・
 食後20分以内に「スクワットを20回」するのが良い。
 食事は大豆製品」から食べると良い。
 疲れた時は「水」を飲むので充分。
 

 

「食事」に関する昔と今の健康常識の差

「食事」に関する健康常識で、今では間違いとされているのは、「食べてすぐに運動をしない」、「野菜から食べた方が健康的」、「疲れた時は甘いモノを食べると良い」のどれ?大事なポイントは「血糖値」

 

「食べてすぐに運動をしない」は間違っている

「食べてすぐに運動をしない」は間違い。横っ腹が痛くならない程度のあまり激しくない運動が良い。

昔は血液を胃や腸に集めることで消化が良くなると考えられていたため、運動はしない方が良いと言われていた。しかし最近の医学の研究では、運動することで筋肉の血液量を増やし、胃や腸の血液を減らすことで、胃や腸の動きを緩やかにし、糖の吸収が穏やかになり、食後の「血糖値」の急上昇を抑えることがえきると考えられている

また、運動することで筋肉では糖を消費するので、さらに血糖値の上昇を抑えることができる

運動するタイミングは食後すぐがベスト、食後20分以内が好ましい。食後の運動でオススメなのは、スクワット20回。人間は下半身に筋肉の7割があるため、上半身を使う運動より下半身を使う運動の方が効率的に血糖値を下げることができる。外食などでスクワットができない場合は、10分程度のウォーキングでも良い。普段より遠回りして歩くだけでも良い。

 

「食事は野菜から食べた方が健康的」は合っている

「食事は野菜から食べた方が健康的」は今も健康常識野菜から食べると食物繊維が糖の吸収を緩やかにしてくれる

ただし、野菜なら何でも良い訳ではない。ニンジン、ゴボウ、レンコンなどの根菜類は食物繊維が多いが、糖質もが多いため、これらを最初に食べると血糖値が急上昇する可能性がある

最初に食べると良いのは「大豆製品」「大豆製品」は食物繊維がゴボウの3倍入っていて当分は少なく、良質な「タンパク質」を得られるので、1品目に食べる食品としては最適

 

「疲れた時は甘いモノを食べると良い」は間違っている

「疲れた時は甘いモノを食べると良い」は間違い

今では、疲れた時は甘いモノを食べるとかえって疲れると考えられている。確かに疲れた時に脳は糖を欲求し、糖をとると一時的に脳は満足して少し疲れをとることができるが、体はもっと疲れてしまう甘いモノをとると「血糖値」が上がるが、その後必ず血糖値は下がる。この血糖値を下げる時に体はとてもエネルギーを必要とする

そのため、体は甘いモノを食べる前よりもさらに疲れた状態になってしまう

疲れた時は水で充分体の疲れは血流が悪くなるため感じるので、水分をとって血流を良くするだけでも充分疲れはとれる。どうしても甘いモノを食べたい時は、食後に歩く等してその分消費すると良い。

 

【minnano編集部】
食後すぐに運動した方が良いとは驚きです!?

食事の最初に野菜を食べるように心掛けている方は多いと思いますが、根菜はダメなんですね?!これからは大豆製品から食べるように気を付けます!

みなさんの感想やエピソード、健康のために気を付けていることなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

konosa-try

 
※「この差って何ですか?(2018年9月25日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)