【この差】「昔の健康常識」と「今の健康常識」の差|「運動」に関する最新の健康常識とは?

専門家:栗原隆(栗原隆ウェルネスクリニック 院長)

 

【この差】は…

 「運動前にストレッチをするとケガをしにくい」、
 「脂肪を燃やすには20分以上の運動が必要」、
 「年をとると筋肉痛が2日以上遅れてやってくる」は間違い

 

【この差】のポイント!

 運動前に「ストレッチ」をするとケガをしやすい。
 「脂肪燃焼」と時間は関係ない。
 「筋肉痛」の遅れと年齢は関係ない。

 

 

「運動」に関する新しい健康常識:「運動前にストレッチをするとケガをしやすくなる」

今の健康常識では、運動前にストレッチをするとケガをしやすくなると言われている運動前のストレッチによって筋肉や腱がゆるみすぎてしまい、クッション性がなくなってケガをしやすくなると考えられている筋肉や腱は伸び縮みすることで衝撃を吸収するクッションの役割をしているが、運動前にストレッチをすると伸びきった状態で固まってしまい衝撃を吸収できなくなるのでケガをしやすくなる

運動する前は、筋肉を伸ばすストレッチではなく、筋肉を温める準備運動をすると良い

準備運動をすることで血流が良くなり、筋肉が温まって柔らかくなりケガの予防につながる

ストレッチは運動後に行うのが良い運動後にストレッチを行うことで、筋肉に溜まった乳酸などの疲労物質が流れやすくなると言われている

 

「運動」に関する新しい健康常識:「脂肪燃焼と時間は関係ない」

1970年代、厚生労働省が「健康のために必要な運動時間は1日20分以上」と提唱したのが、「脂肪を燃やすには20分以上の運動が必要」という勘違いの始まりと言われている。

1990年代、エアロビクスなどの有酸素運動が流行った時代からこのような誤解が広がった

最新の研究では、運動直後から脂肪は燃焼することが分かっている

そのため、5分、10分などの細切れでもいいので運動することが大事

 

「運動」に関する新しい健康常識:「筋肉痛の遅れと年齢は関係ない」

昔は、老化によって細胞分裂の回数が減ることで筋肉の回復に時間がかかるので、筋肉痛が遅れてくると考えられていた

しかし、オーストラリアの研究で、筋肉痛は年齢には関係なく、運動の強さが一番関係していることが分かった

今の健康常識では、ジョギングなどの負担が小さい運動は筋肉痛が早く起こりやすく、腕立て伏せなどの負担が大きい運動の場合は筋肉痛が遅れてやってくると言われている

強い運動で起こる筋肉痛は、筋肉を修復する際の炎症であり、すぐに痛みが来ない筋肉に強い負担をかけると筋肉の中の筋繊維が傷つき炎症が起こるが、筋繊維には痛みを感じる神経がないためこの時点では痛みは感じないその後炎症が広まって、筋繊維を包む筋膜に届いた時にはじめて筋肉痛を感じる。つまり、筋肉への負担が大きい運動は、運動をしてから痛みを感じるまでに時間差があるため、筋肉痛が遅れてやってくる

年齢は関係なく、普段運動しない人は筋肉が細く弱っているので、筋繊維が傷つきやすく、筋肉痛が遅れてやってくると言うことはできる

 

【minnano編集部】
筋肉痛の早さと年齢は、よく話題になりますよね?筋肉痛と年齢が関係なかったとは?!衝撃です!!

こんなに「健康常識」が変化しているとは、驚きです!情報更新は重要ですね!!

みなさんの感想やエピソード、健康のために気を付けていることなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年11月27日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)