専門家:岩崎美紀(両国眼科クリニック 院長)
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【この差】は…
「眼年齢」が老けているとは、「白内障」が進行している状態
「眼年齢」が老けていると、早く「白内障」になる可能性が。
カラダ年齢が注目される理由
書店には「血管年齢」「脳年齢」「肌年齢」「肺年齢」など、カラダのパーツごとの年齢に関する本がたくさん並んでいる。なぜカラダのパーツごとの年齢が注目されるのか?

例えば実年齢が50歳の人でも、脳年齢は60代、肺年齢は70代、眼年齢は80代というように、実年齢よりもカラダのさまざまなパーツが衰えてしまっていることがある。

そして、実年齢よりカラダ年齢が老けてしまうと、気付かないうちに重大な病気になっている可能性がある。
「眼年齢」が老けているとは?
「眼年齢」が老けているとは「白内障」の症状が進行している状態のこと。

「白内障」とは、眼のレンズの役割を果たす「水晶体」が加齢や紫外線の影響で白くにごってしまう症状。


実は「白内障」は老眼と同じく、加齢とともに誰もが必ず発症する症状。

「白内障」になると、視界が白くくもって見えるため焦点が定まらないだけでなく、青と黒のように隣り合った色が区別しづらくなってしまう。

例えば健康な目では見えるコンロの炎も、「白内障」の目だと見えなくなってしまうなど、日常生活でも危険が出てくる。自分の「眼年齢」を知って、早めに予防することが大切。
「眼年齢」をチェックする方法:コントラストチェック

32V型以上のテレビの場合は3m、32V型未満のテレビの場合は2.5m程度テレビから離れ、メガネやコンタクトレンズをつけた状態で片目を手で隠し、黒地に青色で書かれた文字を読んでいく。


徐々に青の文字が黒に近付いていくので、どこまで読めるかチェックする。

「眼年齢」が老けていた人はどうすればいい?
「眼年齢」が実年齢よりも10歳以上老けている人は他の人よりも早い段階で「白内障」になる可能性がある。そのため、「白内障」の原因のひとつである「紫外線」の対策としてサングラスをかけるなどすると良い。

実年齢より20歳以上老けていた人は、他の目の病気の可能性もあるので眼科に相談してみると良い。
「白内障」予防が期待できる食材がある?!
ある食材を食べることで「白内障」予防効果が期待できる。それが「ホウレンソウ」。

「ホウレンソウ」に含まれる「ルテイン」という成分が、サングラスのように紫外線の刺激を弱めて目を守る役割をしてくれるので、「白内障」の予防に効果が期待できる。

「白内障」は老化によって誰もが経験することになる症状だったとは驚きました!
「眼年齢」は「老眼」ではなく「白内障」の症状で判断されるのですね!!
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※「この差って何ですか?(2018年12月4日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)