【この差】「三浦(みうら)」と「水卜(みうら)」の差

専門家:髙信幸男(名字研究家)

 

【この差】は…

 雨が降るかどうかを占う占い師だったか どうか

 

【この差】のポイント!

 「三浦」さんは、三浦半島に住んでいた武士が名乗り始めた。
 「水卜」さんは、現在の香川県で雨が降るかどうか占っていた占い師が、占い師を辞めた後に名乗った。

 

「水卜」さんは珍しい

「みうら」さんは、三浦友和さん、三浦翔平さん、三浦知良さんなど「三浦」と書く方がほとんどだが、日本テレビの水卜(みうら)麻美アナウンサーは「水卜」と書く

ハローページに登録された世帯数をもとに「名字が珍しい芸能人ランキング」を作ったところ、「水卜」アナウンサーは、プロ野球の筒香選手と同率で1位(2世帯)だった

 

「三浦」さんの由来

「三浦」さんは平安時代後期に相模国(さがみのくに)三浦郡(みうらぐん)、現在の神奈川県三浦半島の地域で勢力を振るっていた武士が地名からとって名乗り始めた

入りくんだ海岸を浦といい、三つの浦に囲まれていたことから「三浦」と呼び始め、その土地に住んでいた武士も「三浦」と名乗り始めた

 

「水卜」さんの由来

「水卜」さんの「卜」という字は元々「占」という字

「水卜」を名乗り始めたのは香川県で「水を占う」職業に就いていた人、つまり雨が降るかどうかを占う占い師だったと考えられている

香川県は日本でも有数の雨の少ない地域のため、昔から農業用の水を確保するのが大変で、雨に関する占いは香川の人にとってとても大事だった

雨が降るかどうか占っていた占い師は「水占」と名乗るようになった

しかし、江戸時代に香川県では土木技術が発達し多くの溜池が作られ農業用水を安定して確保できるようになったため、雨を占う必要がなくなり占い師を辞めた

占いをしないのに「占」を使うのはふさわしくないと考え、占いを口で伝える必要がなくなったので、「口」を取って、「水卜」という名字になったと言われている

 

【minnano編集部】
「水卜」さんは、何と読めばいいのか分かりませんでしたが、もともと「卜」は「占」だったと聞いて納得です!

名字の由来は、本当にさまざまで面白いですね!!

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※「この差って何ですか?(2018年12月18日放送)」をチェック!!
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