【この差】「関西のくずもち」と「関東のくずもち」の差

専門家:天野充雄(船橋屋

 

【この差】は…

 材料が「葛」か どうか

 

【この差】のポイント!

 「関西のくずもち」は「葛」が材料。
 「関東のくずもち」は小麦から抽出したデンプンが材料。

 

「関西のくずもち」と「関東のくずもち」を食べ比べてみると・・・

「関西のくずもち」はプルプルしていて柔らかい食感。「関東のくずもち」は弾力があってしっかりしている。 

 

「関西のくずもち」の作り方

植物の「葛」の根っこをすりつぶした「葛粉」が、「関西のくずもち」の原料となる。

葛粉に砂糖と水を入れてかき混ぜ、適量を鍋に移して1分間強火にかけると、とろみが付いて透明感のある「関西のくずもち」になる

 

「関東のくずもち」の作り方

「関東のくずもち」の原料は小麦粉から封出されるデンプンで、「葛」は使っていない

小麦デンプン抽出工場で、小麦粉のデンプンを15ヶ月間乳酸菌で発酵し、小麦デンプンを作る

この小麦デンプンを水洗いして発酵臭を取り除き、型に流し込んで、100℃で蒸すと「関東のくずもち」になる

 

なぜ「葛」を使っていないのに「くずもち」と言う?

「関西のくずもち」と「関東のくずもち」は成り立ちが違う

「関東のくずもち」が作られるようになったのは、江戸時代の1805年頃。

良質な小麦の産地だった今の葛飾区あたりの「下総国葛飾郡」で作られはじめた。商品化する際に「葛飾」の「葛」の字を訓読みして「葛餅(くずもち)」と名付けられた

後に、関西に全く同じ名前の和菓子があることが発覚

紛らわしいので、近年「関東のくずもち」は「くず餅」と平仮名で表記するようになった

 

【minnano編集部】
「関西のくずもち」と「関東のくずもち」は全く別のモノだったとは驚きです!

プルプルの食感の「関西のくずもち」も、モチモチの食感の「関東のくずもち」もどちらもおいしいですよね!!

みなさんの感想やエピソード、オススメのくずもちなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2015年9月13日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)