【この差】家族・友達で楽しめる食べ放題!「バイキング」と「ビュッフェ」の差

専門家:瀧澤信秋(ホテル評論家)、今井寛司(帝国ホテル レストラン担当

 

【この差】は…

 ない。形式的には、同じ「食べ放題」のことを意味する。

 

【この差】のポイント!

 〇 「バイキング」の名前の由来は、当時の映画「バイキング」から!

 

「バイキング」と「ビュッフェ」には、一体どのような差があるのか?

形式的には同じ食べ放題のことを意味するので、差はない。

「バイキング」は、日本しか使われていない言葉!

実は「バイキング」は、日本で生まれて、日本でしか使われていない言葉。

この「バイキング」という言葉は、今から60年前の昭和33年に、あの「帝国ホテル」が生み出した言葉。そして、日本で初めて「食べ放題のスタイル」を導入した。

当時、帝国ホテルでは、新館の建設が計画されており、その目玉となるレストランの構想が練られていた。そして、そのヒントを探すため、ヨーロッパを視察していたのが、「帝国ホテル レストラン」の11代目料理長 村上信夫。

視察の途中で立ち寄った北欧のデンマークで目にしたのが、当時、まだ日本にはなかった「自分で好きな料理を選んで、好きなだけ食べられる」という食事形式だった。

そして、日本に帰国後、日本で初めて「好きな料理を選んで食べるスタイル」のレストランをオープン。

帝国ホテルの「帝国」を意味する「インペリアル」と「バイキング」という言葉を組み合わせ、店名を「インペリアル バイキング」とした。

「インペリアル バイキング」の「オープン当時のメニュー」で、特に人気だったのが「伊勢海老の水煮」や「牛背肉のロースト」。

「スモークサーモン」と「シーフードマリネ」は、開業以来、60年もの間、変わらず提供している料理。


なぜ「バイキング」と名付けたのか?



「バイキング」と名付けた理由は、当時公開されていたカークダグラス主演の「バイキング」という映画を見たことがきっかけ。

「タイトル」の通り、北欧の海賊「バイキング」を題材にした映画!

海賊たちがガツガツ食べる豪快なイメージと、新しいレストランの「自分の好きなものを好きなように取って食べる」というコンセプトが合っていたので、店名を「バイキング」に採用したとのこと。

そんな「インペリアル バイキング」は、「もりそば」1杯が30円だった時代に、ランチで1200円もするほど、高額の設定だった。

しかし、巨人の長嶋茂雄やプロレスラーの力道山など、大スターが数多く訪れたことで、連日行列ができるほどの大人気になっていった。

そして、その人気にあやかって、「好きな料理を、好きなだけ取って食べる形式のお店」が「バイキング」と名乗り、日本全国に 続々とオープンしたため、その呼び名が定着していった。

 

【minnano編集部】
子ども連れの家族に大人気の「バイキング」、大人の「ビュッフェ」というイメージでしたが、違いましたね。

帝国ホテルの「バイキング」は、今も健在!長嶋茂雄さんや力道山さんも食べたバイキング!是非、一度行ってみたいですね。

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