【この差】「豆乳」のこぼれない注ぎ方も紹介!「牛乳」と「豆乳」の紙パックの差

専門家:大野真梨子(食品コンサルタント

 

【この差】は…
 〇牛乳は「注ぎやすさ」、豆乳は「日持ち」を重視しているか どうか

 

【この差】のポイント!

 〇豆乳の消費量は、牛乳の約1/10のため、「日持ち」重視!。

 

なぜ「豆乳」と「牛乳」の紙パックの形は違う?


「豆乳」と「牛乳」は、同じ1ℓでも「紙パックの形」が違う。

これは、「重視していること」が違うため、「紙パックの形」が違うとのこと。

【牛乳】「牛乳」の紙パックが重視していることとは?

「牛乳」の紙パックは、「注ぎやすさ」を重視している形。

そして、そのための工夫が2つある。

一つ目は、上の部分に「三角形の屋根」を付けたこと。これにより、コップに注ぐ時の「注ぎ口」をつくれるようにした。

二つ目は、三角形の部分に「空気」を入れたこと。


【牛乳】「牛乳」の紙パックに「空気」が入っている理由とは?

スーパーで売っている「豆腐」で、容器の中に、「空気」が入っておらず、液体がパンパンに入っている状態で開封すると、水が飛び散ることがある。

同様に、もし「牛乳」の紙パックに「空気」が入っていないと、開けた時に外の空気が一気に入ってくるため、中の牛乳が飛び散ってしまう。

そのため、あえて「空気」を入れている。


【豆乳】「豆乳」の紙パックが重視していることとは?

「豆乳」の紙パックは、未開封の状態で振っても、まったく音がしない。なぜなら、容器ギリギリまで、液体が入った状態になっているため。

つまり「空気」が入っていない。

これは、「豆乳」の紙パックが開発された際、「注ぎやすさ」ではなく、「日持ち」を重視したから。

実は、「豆乳」の消費量は、「牛乳」の消費量の約1/10と少ない。そのため、「牛乳」のようにすぐ売れない!

酸素によって「豆乳」が傷まないように、「空気」を入れていない。

「豆乳」の紙パックが「酸素」が入りにくくするための工夫とは?

まず「牛乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」の三層構造になっている。

この素材だと、「ポリエチレン」、「紙」の表面に、小さな穴が開いているため、「酸素」を通す。

一方「豆乳」の紙パックは、外側から「ポリエチレン」、「紙」、「ポリエチレン」と「牛乳」と同じ構造に加え、「アルミニウム」を加えた四層構造になっている。

この「アルミニウム」により、「酸素」を通さないことができる。

【豆乳】「豆乳」の紙パックは注ぎにくい?

「豆乳」の紙パックは、「空気」が入っていないため、注ぎにくい?

実は2012年頃から、注ぎやすさを工夫して、「キャップ式の注ぎ口」を採用している。

しかし、「豆乳」は、注ぎにくい印象がある。実際、スタジオでも検証してみたところ、「注ぎ口」を「下」にして、コップに注ぐと、うまく注げず、こぼれてしまった。

【豆乳】メーカー直伝テクニック!豆乳をこぼさず注げる!!

これは、「注ぎ口」を「下」にして注ぐと、「注ぎ口」を「豆乳」がふさぐため、紙パックに入ろうとする空気と「豆乳」がぶつかり、スムーズに出なくなって、飛び散る原因となってしまう。

逆に「注ぎ口」を「上」にすると、「空気の通り道」が出来るため、「豆乳」と「空気」がぶつからず、スムーズに注ぐことができる。


 

【minnano編集部】
「豆乳」は、最近、美容や健康効果で注目されているので、消費量も増えてきたかもしれませんね。

我が家でも「豆乳」は、毎日の食生活に取り入れているので、「豆乳をこぼさず注げる工夫」は参考になりました。さっそく子供たちにも教えてあげたいです!

また最近では、高齢化に伴い「牛乳パック」を開けにくいとの声で「注ぎ口」も変わった商品も増えてきました。これからも「紙パック」の進化に注目したいですね♪

みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2019年5月7日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!

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