【この差】オリンピック 金・銀メダリスト 柔道家 古賀稔彦!も知らなかった!「金色の鍋」と「銀色の鍋」の差

専門家:吉井清祐(北陸アルミニウム株式会社 部長)

 

【この差】は…

 〇「金色の鍋」のほうが「薄く」、「早くお湯が沸かせる」か どうか

 

【この差】のポイント!

 〇「銀色の鍋」は一度温度が上がると「冷めにくい」という特性がある!

 

「金色の鍋」と「銀色の鍋」の差は、材質?


金物屋さんなどで見かける「金色の鍋」、「銀色の鍋」。「同じ形」なのに、色が違う。

多くの方が、材質の違い?と勘違いされているようですが、実は、「金色の鍋」も「銀色の鍋」も、同じ「アルミニウム」!

さらに、色に差があるだけではなく、「それぞれの鍋の特徴」にも差があった!

実は「金色の鍋」のほうが「薄い」?



今回、実際に同じメーカーが作った2種類の鍋のラベルを見てみると、「銀色の鍋」の厚さは1mm。「金色の鍋」の厚さは0.7mmで、なんと「金色の鍋」の方が0.3mm薄かった!


【工場見学】金・銀メダリスト 柔道家 古賀稔彦が突撃調査!

そこで、実際に2種類の鍋を作っている富山県にある「北陸アルミニウム」の工場で作り方を調査してみた。(※放送では、金・銀メダリスト 柔道家 古賀稔彦が訪問。是非、チェックしてみてくださいね)

「銀色の鍋」の作り方

まずは「銀色の鍋」の作り方から。

「硫酸」に「鍋」を浸け、表面に「酸化膜」を作る。

実は「アルミの鍋」は、そのままだと「強度が低く」、使っているうちに穴が空いてしまう可能性がある。

そのため、「硫酸」に30分間、鍋をつけることで、表面に透明の「保護膜」をつけている。

 

「金色の鍋」の作り方

続いて、「金色の鍋」の作り方。

金の方は「シュウ酸」につける。

そして、漂白剤などにも使われる「シュウ酸」に40分間つけると、

鍋が「金色」に変わった!

「金色の鍋」に使う「シュウ酸」は、「銀色の鍋」に使う「硫酸」よりも強い保護膜ができるので、材料である「アルミの板」を「銀色の鍋」よりも薄くすることができる。

「金色の鍋」と「銀色の鍋」の「お湯が沸くまでの時間」の差とは?


「金色の鍋」の方が薄く、熱が伝わりやすいため、早くお湯が沸くとのことだが、実際にどのぐらいの差があるのか?

そこで、実験してみた!実験するのは、子どもたちにも大人気のサイエンスお姉さんこと、五十嵐美樹さん!(※是非、動画でチェック!)

まず「同じアルミ素材」で「同じ大きさ」の「金色の鍋」と「銀色の鍋」を用意。

そして「同じ量、同じ温度の水」を用意し、「同じ火力」で沸騰するまでの時間を計測。

すると、結果、「金色の鍋」の方が沸騰するのが「およそ1分」早かった!やはり薄い「金色の鍋」の方が、熱が伝わりやすいということが証明された!

このように、「金色の鍋」は、早くお湯を沸かすのに向いている。一方、「銀色の鍋」には一度温度が上がると冷めにくいという特性がある。

「銀色の鍋」の特徴は?


「金色の鍋」は、早くお湯を沸かすのに向いている一方、「銀色の鍋」にも利点が!

「銀色の鍋」は、一度温度が上がると冷めにくいという特性があり、用途に応じて選ぶことをオススメ♪

 

【minnano編集部】
我が家では、「金色の鍋」を使っていますが、実家で使っていたのを真似ただけで理由をはじめて知りました!

ちなみに、お店の方にお伺いしたところ、「金色の鍋」のほうが「銀色の鍋」より、耐食性は3倍とも言われているようです。

ただ、傷つきやすいとのことで、中性洗剤を含ませたスポンジでのお手入れとのこと!

みなさんは、どちらの「色」をお使いですか?

みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2019年4月4日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!

(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)