【この差】花火大会前にはチェックしたい!「平成元年」と「令和元年」の花火の差

専門家:河野晴行 (日本煙火協会

【この差】は…
〇「花火の色」の差は、「7色」から「どんな色でも出せる」ようになった!
〇「花火の色の変化」の差は、「単色」から「5色まで色を変えられる」ようになった!

【この差】のポイント!

さらにイルミネーションのように動く花火も作れるようになった!!

【平成元年と令和元年】
「花火の色」の差

令和元年の今年!花火大会に行かれた方も多いのでは?

実は「平成元年」と「令和元年」の間に多くの差が生まれていた!

まずは「花火の色」の差!

【平成元年の花火】!

「平成元年の花火」の色は、青、赤、緑、紫、黄、銀、金の合計7色でした。

これらの色は、「赤の花火」なら「炭酸ストロンチウム」、「緑の花火」なら「硝酸バリウム」というように、それぞれ別の化学薬品を使って色を出していた。

平成元年当時は、複数の化学薬品を混ぜると、爆発の危険があったため、既存の7色から増やすことができなかった。

【令和元年の花火】!

「令和元年の花火」の色は、「2種類以上の化学薬品を混ぜる」ことが可能に!

その結果、「ピンク」、「エメラルドグリーン」、「レモンイエロー」と、どんな色でも出すことができるようになった!

【平成元年と令和元年】
「花火の色の変化」の差

【平成元年の花火】!

「平成元年の花火」は、「赤い花火」は「赤だけ」。「青の花火」は「青だけ」で、色の変化はしていない!

そもそも花火は、花火の中にある「星」と呼ばれる「黒い玉」に火がつくことによって色が出る。

しかし、平成元年には、爆発の危険があるため、星の中に1種類の化学薬品しか入れることが できなかった!

【令和元年の花火】!

「令和元年の花火」は、花火の中にある「星」の中の層を薄く重ねることができるようになった!

実際に、令和元年の「星」の断面を見てみると、中に「5つの層」ができている!

つまり、「5色の化学薬品」を薄く重ねられるようになったため、1発の打ち上げで、色が5回変わる花火ができるようになった!

例えば、「ピンク」、「黄色」、「ムラサキ」、「赤」、そして「緑」の5回色を変えることもできる!

この進化で1発の花火でも、カラフルな色彩を楽しむことができるようになり、花火大会が より色鮮やかになった!

このように、花火職人さんの技術が年々向上し、今後「星」の層がさらに薄くできるようになるため「色の変化」も増える!と言われている!

【平成元年と令和元年】
そのほかの「花火」の差

さらに、「花火玉」の中に様々な色の星を並べることで、イルミネーションのように動く花火も作れるようになった!

そして、これまで花火は下から見るのが当たり前でしたが、現在ではドローンによって色々な角度から花火を楽しめるようになった!

この夏、まだまだ楽しめる花火大会

この夏、まだまだ楽しめる花火大会をご紹介!

関東近郊では、9月7日に開催される調布花火大会などがある!

さらに、この時期の注目は、8月31日に秋田県で開催される日本最高峰の花火大会「大曲の花火」!

この花火大会は全国の花火師が技を競い合うコンクール!これまでに見たことのない、さらに新しい花火が見られるチャンス!

 

【minnano編集部】
平成元年から30年以上!「花火」も「(ドローンなどを使った)楽しみ方」も進化していますね。

最近は「夏」だけでなく、空気がきれいな「冬」に開催する花火大会も増えてきているようなので、自分にあった「楽しみ方」を見つけられるといいですよね♪

みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

konosa-try

※「この差って何ですか?(2019年8月27日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!

(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)