【この差】「生食用のカキ」と「加熱調理用のカキ」の差

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専門家:寺本龍二(寺本水産
 
「生食用のカキ」と「加熱調理用のカキ」が売られているが、何が違うのか?


「生食用のカキ」は菌が少なく、「加熱処理用のカキ」は菌が多いことが知られているが、どちらも新鮮なカキ・・・。

どんな差があるのか?

 


 
この差は・・・

 カキが養殖されている場所が陸から近いか遠いか どうか

 
どのような場所で養殖されている?
「生食用のカキ」は、陸から遠い場所。(寺本水産では、陸から7km離れた場所で育てている。)
「加熱調理用のカキ」は、陸に近い場所。(寺本水産では、陸から2km離れた場所で育てている。)

 
なぜ養殖する場所で菌の数に差がうまれるのか?
海に流れ込む河川からは豊富な栄養分だけでなく菌も流れ込んでくる。

陸地に近い場所では河川から流れ込んだ菌が多く、陸地から遠い場所では菌が少なくなる

 
「生食用」と「加熱調理用」の境界線は?
国の基準で、大腸菌群数が70以下の海域で水揚げされたカキは「生食用」、それ以外は「加熱調理用」と決まっている。その基準に沿うと一般的には岸から近い海域で養殖、水揚げされたカキが「加熱調理用」となり、「生食用」はそれよりも沖の海域で養殖、水揚げされたものが該当する。

 
なぜ、わざわざ「加熱調理用のカキ」も養殖しているのか?
菌も増えるが栄養分の高い海域で育つため、生食用よりも身が大きく、うま味も増すため。

※「加熱調理用のカキ」は必ず十分加熱してください。

 

【minnano編集部】
「生食用」は新鮮で、「加熱調理用」は鮮度が落ちるのかと思っていました。「加熱調理用」は菌は多いですがうま味も多いとは驚きです!?お料理に合わせて選びたいですね!
みなさんは、食材の違いについて気になることや、使い分け方が分からないものなどはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2015年12月13日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!

 
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