【この差】同じメーカーで同じブランドの「粉末洗剤」と「液体洗剤」の差

専門家:大矢勝(横浜国立大学 教授)

 

【この差】は…

 ドロ汚れに強いか、皮脂汚れに強いか どうか

 

【この差】のポイント!

「粉末洗剤」は、ドロ汚れに強い。
「液体洗剤」は、皮脂汚れに強い。

 

「粉末洗剤」と「液体洗剤」は得意分野が違う!

ドロ汚れが得意なのは、「粉末洗剤」皮脂汚れが得意なのが、「液体洗剤」

皮脂とは、体から出てくる脂成分。脂をとりやすいのが、「液体洗剤」と考えればいい。
部活で汚れたユニフォームは、バレー部・バスケ部など室内で汗をかく場合は「液体洗剤」野球部・サッカー部・ラグビー部など屋外で行う場合は「粉末洗剤」で洗うといい。

 

なぜ得意分野が違う?

洗濯用洗剤に含まれる主な成分は、「アルカリ剤」と「界面活性剤」の2つ

「アルカリ剤」はドロ汚れに強く「界面活性剤」は皮脂汚れに強いという特徴がある。

「粉末洗剤」の成分は、「アルカリ剤」が多くを占め、「界面活性剤」は少ない「液体洗剤」の成分は、「界面活性剤」が圧倒的に多く、「アルカリ剤」は少ない

このような成分の違いにより、「粉末洗剤」はドロ汚れに強く、「液体洗剤」は皮脂汚れに強い効果を発揮する。

 

「アルカリ剤」はどのようにドロ汚れを落とす?

衣類についたドロ汚れの中には、プラスイオンとマイナスイオンが混ざり合っている。

ここに、非常に強いマイナスイオンである「アルカリ剤」を投入すると、とても強い力でドロ汚れの中のプラスイオンを引き抜き、ドロ汚れにはマイナスイオンだけが残る

すると、ドロ汚れの中でマイナスイオン同士が反発し合い、ドロ汚れが細かな粒になり、キレイに分散して取れていく

 

「界面活性剤」はどのように皮脂汚れを落とす?

水に油を入れると、かき混ぜてもすぐに分離して油は浮いてしまう。

そこに「界面活性剤」を入れると白っぽく濁り、かき混ぜると水と油が混ざり合い、全体が真っ白になる。
つまり、水と油の入ったビーカーに「界面活性剤」を入れると、「界面活性剤」が油を包んで細かく分解するので、水と油が混ざり合う。白くなっているのは水と油が混ざっているということ。

この働きで脂汚れをとるのが「界面活性剤」の働き

 

【minnano編集部】
みなさんは、「粉末洗剤」と「液体洗剤」の違い、ご存知でしたか?

違いを知って、汚れに合わせて使い分けをしたいと思いました!!

みなさんの感想やエピソード、オススメのお洗濯グッズなどレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2015年5月24日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)