【この差】「一度口をつけて飲み残したペットボトル」と「そうではないペットボトル」の菌の数の差

 
専門家:藤井建夫(東京家政大学院 客員教授)

街の人に、一度口をつけたペットボトルを翌日以降も飲むか聞いたところ、75%が飲むと回答

だが、一度口をつけたペットボトルにはたくさんの菌が・・・

 


 

実験!どれぐらい「差」があるんですか?

実験に用意したのは、ミネラルウォーター・緑茶・カフェオレ・スポーツドリンクの4種類のペットボトル
一度口をつけてから、しっかり蓋をして、28度に保った装置の中に入れて24時間放置

24時間で菌がどれだけ増殖するかをみた。

 

【実験結果】

〇第1位 カフェオレ

口をつけて飲んだ直後の菌の数は1ミリリットルあたりおよそ1000個。それが24時間後にはなんとおよそ2000万個に!!その数なんと2万倍!
12時間後には既に1300万個にまで増えていた。

なぜカフェオレがもっとも増えたのかというと…菌は糖分をエサにして増殖するため、糖分が最も多く含まれるカフェオレで爆発的に増えたというわけ。そのため果汁のジュースなど、糖分多めの飲料は要注意!
 

〇第2位 スポーツドリンク

スポーツドリンクにも糖分はそれなりに多く含まれているため、菌の数は1600倍になった。
 

〇第3位 ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは糖分がまったく含まれていないため、それほど増加せず。しかしそれでも60倍。
 

〇第4位 緑茶

意外だったのが緑茶。水と同じく糖分はゼロだが緑茶の中の「カテキン」が菌の増殖を抑える効果を発揮して、わずか30倍でとどまる結果に。

 

【気になる】増えた細菌は、人体にどれほど影響を及ぼすのか?

細菌が増えたものを飲むこと自体は、特段人体に影響はない。
ただ、ブドウ球菌やサルモネラ菌などの食中毒菌がたまたまペットボトルに入ってしまった場合、食中毒を起こしうる原因になる。
一晩置いた飲みかけのペットボトル、、特に糖分の多いジュース類などは飲まない方がいい。

 

【気になる】菌を増やさないためには

(1)口をつけずにグラスなどに注いで飲むこと。
細菌の宝庫である口を直接つけなければ、菌がペットボトルに混入するリスクを軽減できる。

(2)冷蔵庫に保管すること。
低温保管することである程度菌の増殖を抑えることはできる。
ただ、中には5℃でも入る菌があるので、あまり長く置かない方がいい。

 

【ちなみに】一番やってはいけないのが

「ストローのみ」
直接口をつけるよりは清潔なイメージがあるが、ストローは一度口の中に入った飲料が逆流して飲料の中に戻るので、口をつけて飲む以上に多くの細菌が混入してしまう!

 

【ちなみに】他にもペットボトルを放置すると危険なことが

ペットボトルの中に細菌や酵母がいると発酵がおこり、だんだん泡立ってきてペットボトルが膨らみ、下には菌の塊ができる。

 

【minnano編集部】

第一位はカフェオレでしたね。私もついついデスクに置いたままにしてしまうこともあるので気を付けます!皆さんの「ペットボトル」に関する体験・エピソードもレポ投稿もお待ちしています♪

 

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「この差って何ですか?(2015年6月7日放送)」をチェック!!
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