【この差】「紅葉する木」と「紅葉しない木」の差

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専門家:鍛代邦夫(日本大学生物資源科学部専任講師)
 

この差は・・・

葉っぱが乾燥しやすいか しにくいか どうか

「紅葉する木」は、葉っぱが乾燥しやすい!「イチョウ」や「カエデ」など。

「紅葉しない木」は、葉っぱが乾燥しにくい!「マツ」や「スギ」など

 
なぜ葉っぱが乾燥しやすいと「紅葉」するのか?

通常葉っぱの表面は緑色と黄色の色素が並んでいるが、緑色の色素の方が多い為、葉っぱが緑色に見える。

しかし、冬が近づき気温が下がってくると葉っぱの表面の水分が減り葉が乾燥してしだいに緑色の色素がなくなる。

すると黄色の色素しか見えない状態になるので葉っぱが黄色く見える。

 

乾燥して緑色の色素がなくなる時に、「アントシアニン」という赤色の色素を作り出す。

そして、赤色の色素が大部分を占めるようになるため、葉っぱが赤く見える。

 
なぜ葉っぱが緑色のままの木は葉っぱが乾燥しないのか?
葉っぱの外側がコーティングされているので、葉っぱの水分が出ていかず、乾燥しないため、「緑色の層」がなくならない。

緑色のままの葉っぱは光沢がある。

ちなみに、コーティングをはがすと徐々に色が変化していく。

 
「黄色に紅葉するイチョウ」と「赤く紅葉するカエデ」では葉っぱが落ちるまでの寿命に差が!?
「黄色く紅葉するイチョウ」と「赤く紅葉するカエデ」は、赤色のカエデのほうが、1週間ほど長生きする。

理由は、赤色の「アントシアニン」には「老化防止」の効果があるとされているからと考えられる。

 

【minnano編集部】
言われてみれば、松の葉は触るとベトベトする膜に覆われていますよね!それが「紅葉」しない原因だったとは!?またカエデの赤い色の原因が「老化防止」効果で知られる「アントシアニン」だったとは!?驚きの連続です!!
みなさんは、お気に入りの「紅葉スポット」や行ってみたい「紅葉の名所」はありますか?みなさんの「紅葉レポ」、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2016年11月1日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)
 
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