【この差】「武士」と「侍」の差

 
専門家:町田 健(名古屋大学 名誉教授)

 

この差は・・・
 「武士」は刀や鎧で武装した人、「侍」は武士のなかで誰かに仕えている人。



 
「武士」の成り立ち
先に生まれたのは「武士」。平安時代に、京都から離れた地方に住んでいる豪族たちが土地を巡って争いをするようになった。

その際、家来たちを武装させて戦い、身を守っていた。

もともと「武」は武器を持って戦う人のこと。男のことを「士」といい、武器を持つ男を「武士」という

 

「侍」の成り立ち

貴族に仕える武士がでてきた。

人に「仕える」ことを「さぶらう」という。そして、「さぶらう」は「侍う」と書き、「侍」と書くようになった

 

 

なぜ現在「武士」と「侍」は同じ意味になったのか?

鎌倉時代になって源頼朝のように「武士」が権力を握るようになり、武家社会になった。これまで貴族に仕えていた「武士」が、身分の高い「武士」に仕えるようになっていた。

江戸時代には、「武士」のほとんどが誰かに仕えていたので、「武士」と「侍」が同じ意味として使われるようになった

 

【minnano編集部】
「武士」も「侍」も全く同じイメージで使っていましたが、元々はそれぞれ違う意味を持っているのですね!?「ことば」を知ることは歴史を知ることにもなりますね!
「歴女」という言葉も生まれるほど、男女問わず歴史好きな方が結構いらっしゃると思いますが、みなさんは好きな時代や、好きな歴史上人物はいますか?みなさんの「歴史」レポ、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2017年7月11日放送)」をチェック!!
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