専門家:朝日 真(文化服装学院 教授)
INDEX
【この差】は…
「素材(繊維)」の差。アクリルやナイロンのような「化学繊維(できやすい)」か ウールやカシミヤのような「天然繊維(できにくい)」か どうか
【この差】のポイント!
「化学繊維」も「天然繊維」も、毛玉は摩擦によって毛が絡まり発生する!
毛玉はどうしてできる?
毛玉は摩擦によって毛が絡まり発生する。

【実験】「化学繊維」と「天然繊維」で毛玉のでき方はどれだけ違う?
毛玉発生装置を使って毛玉のできやすさを比較

(1)ゴム管に生地を巻き付けたものを用意する。

(2)毛玉発生装置の中で回転させる。

(3)生地同士が摩擦を起こし毛玉ができる。

その結果・・・
化学繊維(アクリル)は毛玉がたくさんできた。

天然繊維(ウール)は毛玉が少なかった。
なぜ「天然繊維」は毛玉ができにくい?
「天然繊維」も、実は「化学繊維」同様、毛玉がたくさんできている。しかし「天然繊維」は毛玉ができても簡単に落ちやすい。

なぜ「天然繊維」は毛玉が落ちてしまうのか?
この差は「糸の強さ」。「化学繊維」は「糸が強い」。「天然繊維」は「糸が弱い」。

そのため、「天然繊維」は少しの摩擦で毛玉が取れてしまう。

「化学繊維」でも毛玉をできにくくする対処法とは?
毛玉ができる最大の天敵は、摩擦によってできる「静電気」。そこで、「静電気防止スプレー」で毛玉を抑えられる。

また「静電気防止用洗剤」も効果的。

静電気を防止して、未然に毛玉を防ぐことがポイント!
【minnano編集部】
お気に入りのセーターが毛玉だらけになってしまってガッカリという経験、ありませんか?これからは、綺麗なうちに「静電気防止スプレー」をかけて毛玉を防ぎたいと思います!!
みなさんは、毛玉対策で行っていること、愛用しているグッズなどはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪
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※「この差って何ですか?(2017年12月19日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)