【この差】「体が温まるショウガの調理方法」と「体が温まらないショウガの調理方法」の差

 
専門家:平柳要(食品医学研究所 医学博士)

 
この差は・・・

 一番体が温まるのは、「ショウガの炊き込みご飯」

今回は「ショウガ湯」「ショウガ焼き」「厚揚げ」「ショウガの炊き込みご飯」「イワシの煮付け」で検証。

 

一番体を温める食材は「ショウガ」


しかし、「ショウガ」はどんな食べ方をしても体を温めるわけではない

 

どれが一番体が温まる料理法か?

一般的なショウガ料理で比較。
おろしたショウガを生のままお湯に入れる「①ショウガ湯

おろしたショウガを豚肉にもみこみ焼く「②ショウガ焼き

おろしたショウガを生のままのせる「③厚揚げ

千切りしたショウガをご飯と炊く「④ショウガの炊き込みご飯

スライスしたショウガをイワシと煮る「⑤イワシの煮付け

の5品を検証。

 

検証内容は?

冷え性の40代女性に、2時間おきに5品を食べてもらい検証

すべての料理が同じショウガの量(10g)を使用。

食後すぐに体温の変化をサーモグラフィーカメラで測定

 

検証結果

検証の結果、唯一体が温まったのは「ショウガの炊き込みご飯」。

 

なぜ「ショウガの炊き込みご飯」だけが温まったのか?


ショウガに含まれる「ショウガオール」という成分が、お腹周りの血流を高め、持続的に体を温める

しかし、「生のショウガ」には、「ショウガオール」はほとんど含まれていない。

「ショウガオール」を引き出すには、2つの条件が必要。条件①:約100℃で加熱すること条件②:約30分じっくり加熱することが必要。

「ショウガの炊き込みご飯」の場合、約100℃で、30分ほど加熱したため効果を発揮したと考えられる。

ほかの「①ショウガ湯」、「③厚揚げ」は、ショウガが100℃に達していないため、「ショウガオール」を引き出せていない。

逆に「②ショウガ焼き」は、100℃をはるかに超える高温で加熱しているため、「ショウガオール」が壊れてしまった

 

「⑤イワシの煮付け」は、約100℃でじっくり加熱したにも関わらず、なぜ効果が現れなかったのか?

「⑤イワシの煮付け」は、「ショウガオール」はしっかり出ていた。しかし、煮汁に溶け出してしまっていたため、体温があがらなかった

 

「ショウガオール」を最大限に引き出す「究極の調理方法」とは?

「ウルトラ蒸しショウガ」

この調理方法は、「ショウガの炊き込みご飯」より多く、「ショウガオール」を引き出せる。

作り方は簡単。
①皮が付いたまま暑さ約1~2㎜にスライス。

②蒸し器に重ならないように並べ約30分蒸す。

③蒸しあがったら、並べて天日は約1日、室内は約7日干したら完成。

「ウルトラ蒸しショウガ」は、そのまま食べると辛いので、生のショウガの代わりに「厚揚げ」の上にのせたり、「ショウガ湯」に入れたりすると「ショウガオール」の効果が得られる。

ほかにも、「ウルトラ蒸しショウガ」を細かく刻んで、サラダにかけたり、お味噌汁に入れる等もオススメ。

 

【minnano編集部】
体を温めてくれる食材として知られている「ショウガ」ですが、調理法によっては効果が得られないとは驚きです!?せっかく「ショウガ」を戴くなら、調理法の差をよく知って、しっかり体を温めたいですね。
みなさんお気に入りのショウガを使ったお料理やオススメのショウガレシピはありますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年2月6日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)