【この差】「温泉卵」と「半熟卵」の差

 
専門家:高木伸一(たまご博物館

 
この差は・・・

 「温泉卵」の白身は固まっていない、黄身は程よく固まっている。
 「半熟卵」の白身は固まっている、黄身は固まっていない。


卵の凝固温度を利用して作ることができる。

 

「白身」と「黄身」はどの温度で固まる?

「温泉卵」と「半熟卵」、どちらも同じように外から熱を加えて作る。卵は白身と黄身とで固まる温度が異なる

卵の凝固温度とは、卵が固まる温度のこと。「白身」は60℃から80℃のお湯で加熱すると固まる。一方「黄身」はおよそ65℃で固まりだし、およそ70℃で完全に固まる

このように「白身」と「黄身」の固まる温度の幅は「白身」の方が大きく、「黄身」は小さい

 

「温泉卵」の作り方とは?

「温泉卵」は70℃の一定の温度のお湯で30分間熱することでできる。

「白身」は80℃までお湯が温まらないので完全には固まらない。

一方、「黄身」は70℃までお湯が温まるので固まる。

そのため、「白身」は固まらず、「黄身」が固まることになる

 

「半熟卵」の作り方とは?

「半熟卵」は沸騰した100℃近いお湯で加熱するため、「白身」は完全に固まる

「黄身」は本来固まってしまう温度だが、内側の「黄身」の温度が上がる前の5分という短時間でお湯から取り出すので、「黄身」は固まっていない状態になる。

 

温度計がなくてもたった5分で簡単につくれる「温泉卵」の作り方とは?

①「卵」は常温のものを用意
冷えた卵を使うと、お湯の温度が下がってしまうため、冷蔵庫から取り出して常温に戻した卵をつかうのがポイント!

②鍋に卵全体がかぶるくらいの水を入れて、強火で沸騰させる

③沸騰したら、火を止めて、「片栗粉」を入れる!
卵4つに対して、大さじ山盛り1杯の「片栗粉」を用意。お玉一杯分の水で溶いた「片栗粉」をお湯の中へ。「片栗粉」を入れることで、お湯にとろみがつき、保温効果を生み出すので、「温泉卵」を作る際に重要な70℃を保てる。


④お湯に卵を入れて、フタをして5分程度待って完成。


火加減を気にせず、簡単にわずか5分で「温泉卵」が出来るので、是非お試しください。

 

【minnano編集部】
「温泉卵」と「半熟卵」はどちらも「白身」と「黄身」の凝固温度の差を利用した絶妙な温度によって作られているのですね!?「温泉卵」の簡単な作り方、ぜひ試してみてください!
みなさんの「温泉卵」チャレンジレポやオススメの卵レシピなど、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2018年2月20日放送)」をチェック!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)