専門家:吉田菊次郎(ブールミッシュ社長)
この差は・・・
1段目・2段目・3段目のケーキのそれぞれに意味があるか どうか
ウェディングケーキの3段目は新郎新婦が1年後に食べるためのケーキだった。
ウェディングケーキが積み重なっているのは、ただ豪華に見せるためだけではない
ウェディングケーキは19世紀にイギリスで誕生し、基本的には3段重ねで作られている。
1段目のケーキは当日に新郎新婦と参列者が食べる、喜びを分かち合うためのケーキ。
2段目のケーキは結婚式の欠席者に配るためのケーキ。
3段目のケーキは、結婚一周年記念の1年後に夫婦が2人で食べるためのケーキで、改めて夫婦の絆を確認するために食べるもの。
イギリスでは有名で、今でも3段目のケーキは1年後まで冷凍庫に入れて保存し、結婚記念日に食べているという。
1年経ったケーキが食べられるのか?
19世紀のウェディングケーキを再現すると、バター・砂糖・卵に、半年以上ブランデーに付け込んだドライフルーツと小麦粉を混ぜて焼いたケーキになる。お酒をたっぷり使ったフルーツが防腐剤の役目を果たす。
さらに、粉砂糖・卵白・ゼラチンを混ぜてシュガーペーストを作り、3種類の大きさのケーキの全体をそれぞれ覆う。当時は生クリームではなくシュガーコーティングで全体をカバーしていたが、砂糖も防腐剤の役目をするため、1年後でも美味しく食べられる。3段のケーキを重ねたら、19世紀のイギリスで作られたウェディングケーキのできあがり。
中は硬く、どっしりとした重いフルーツケーキ。日にちが経つとお酒が熟成してまろやかになり、さらに美味しく食べられる。
【minnano編集部】
みなさんは、ウエディングケーキの3段目の意味をご存知でしたか?今の日本では、ウエディングケーキはフルーツケーキにシュガーコーティングではなく、スポンジケーキに生クリームが一般的なので、残念ながら1年後に食べるのは難しそうですね。
みなさんの感想やエピソード、疑問などレポして下さると嬉しいです!みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪
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※「この差って何ですか?(2018年5月29日放送)」をチェック!!
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