【この差】「ひな人形」の差③『うれしいひなまつり』の歌と実際の雛人形の差

専門家:横山久俊(株式会社「久月」専務取締役)
 
この差は・・・

歌詞の「お内裏様とお雛様」の呼び名は間違い

歌詞の「右大臣」は実際には左大臣のこと

 

『うれしいひなまつり』とは?


「あかりをつけましょぼんぼりに お花をあげましょ桃の花~♪」というみなさんご存知の有名な童謡。日本を代表する作詞家サトウハチローさんが作詞し、1936年(昭和11年)に発表された。この歌の歌詞と実際のお雛様には差がある。

 

「お内裏様」「お雛様」は間違い?!

『うれしいひなまつり』の中に、「おだいりさまとおひなさま ふたりならんですましがお~♪」という歌詞があるが、「お内裏様」「お雛様」という呼び方は間違い。

内裏とは宮中のことを表し、本来は男雛と女雛をふたつ合わせて「内裏雛」と呼ぶのが正しい。

作詞家の間違いで、「内裏雛」を「内裏」と「雛」に分けて、それぞれ男雛を「お内裏様」、女雛を「お雛様」と呼んだ。

 

「右大臣」は間違い?!

『うれしいひなまつり』の中には、「すこし白ざけめされたか 赤いお顔のうだいじん~♪」という歌詞もあるが、これも間違い。

本来右大臣は、上から四段目にいる向かって左側の男性。しかし、この位置にいる男性は赤い顔ではない。

「赤いお顔の右大臣」と歌詞に書かれている人形は、本来は左大臣の事である。

これも作詞家の勘違い。本来男雛・女雛から見て右側が右大臣、左側が左大臣だが、作詞家は自分から見て向かって右側が右大臣と勘違いしてしまった。

 

【minnano編集部】
「お内裏様」「お雛様」の呼び方が間違いだったとは、驚きです!?『うれしいひなまつり』によってすっかりこの呼び方が定着していますね!凄い影響力です!!
みなさんのご自宅ではお雛様を飾っていらっしゃいますか?みなさんのレポ投稿、お待ちしています♪

 

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※「この差って何ですか?(2016年2月28日放送)」をチェック!!専門家のわかりやすい解説と出演者のトークが楽しめますよ!!
(配信準備中の場合や都合により放送できない放送日があります。ご了承ください。)

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