まず何から手を付ければいい?初心者さんのためのアドセンス審査に合格マニュアル

このページは、

アドセンスでブログを収益化したい!
でも何からやったらいいかワカリマセーーン!!

というブログ初心者の方に向けて書きました。

Googleが提供する『Googleアドセンス』は、

  • ユーザーに見合った広告が自動で表示されるため、広告を張り替える必要がない
  • 購入されたのに広告主の承認が降りず無報酬
  • 企業ライバルとのガチンコ勝負

といった高いハードルをすり抜けて収益化できる、2022年現在も有効な広告配信代行プログラムのこと。

まず、Googleアドセンスの広告をブログに掲載するためには、まずGoogleの審査に合格する必要があります。

しかし、審査の基準は明確にされておらず、コンテンツの増加により審査合格の難易度は年々上昇傾向に。

特に、2021年の春頃からは以前に増して
難易度が更に上がっている気がします
でも、それでも通過する方法はあるよ

ネットにある数々の情報は、2021年以前の古い審査基準を元に書かれた情報が結構多いです。

「2記事で通過」
「1週間で通過」
「40記事書いてるけどダメ」

といった極端な情報も多数ありますよね。

こうした情報に惑わされて、Twitterで「カテゴリ減らしたほうが」「ブログランキングがオススメ」「3000文字以上」みたいな、、、

いや、それいつの話よ…

迷走してしまう初心者さんを救いたい。

そんな思いで今この記事を書いています。

この記事は、

・アドセンス累計報酬1,000万円以上
・自分でも2022年でもアドセンス審査合格
・数十名以上のクライアントを審査合格に導いた実績

に基づき、僕の中に蓄積されている「アドセンス審査に合格しやすいポイント」に関する知見を全力でまとめました。

あなたの収益化の第一歩にお役に立てれば幸いです。

目次

アドセンス審査の2022の難易度と審査期間

Googleアドセンスの難易度については、以下の基準で難易度にばらつきがあります。

  1. 審査の時期
  2. 審査ブログのジャンル

正確なところはオープンにされていないので感覚によるところも大きいですが、常に一定の基準で審査しているわけではないということです。

AIで機械的に審査しているとも、担当者がいてヒューマンチェックしているとも言われていますが、それも定かではありません。

アドセンス審査は本当に“気まぐれ”

アドセンス審査ってほぼ運ゲーじゃない??

これはWEBで流布されている通説です。

でもでも、世界のGoogleが適当なわけないじゃん?

そんなイメージを持っている方は多いかと思いますが、ことアドセンス審査に関しては謎めいたジャッジが本当に多いです。

Googleは意外と適当なとこあると思う

確か2020年の3月〜6月ころまではコロナの影響もあり審査落ちの報告が増え、

そもそも審査を受け付けてくれない状態」

でした。

しかし、9月頃からはまた5記事程度でサクサク通過していく事例が続き、2021年は3月頃からまた審査不合格になる人が増えました。

Twitterでも「厳しくなった!」の声がたくさん見かけられたんですよね。

具体的に言えば、

ある時期ではカフェ巡りの記事を5〜6記事書いて通過する人もいれば、同じクオリティで20記事書いても通過できない人もいる

という状況でした。

もちろん、

選んでいるキーワードの難易度や、情報へのニーズ、細かなライティング・構成の差があることも考慮すると、完全に同じ状況というのは存在しません。

しかし、その裏で

「明らかに日本語ヤバいレベルのブログ」
「ほぼ広告しかない記事が3記事あるブログ」

みたいな不可解な現象が続いてたりして、マジで「どういう基準??」となるわけですね。

だけに「アドセンス審査ってほぼ運だよね」と言われているわけです。

審査ブログのジャンル

アドセンスで収益化をしていく上でジャンル選定は結構大事です。

とりあえず『YMYL』のジャンルで記事を書くのは避けましょう。間違いなく茨の道です。

YMYLとは

YMYL=Your Money Your Life

あなたのお金や健康・命、人生に大きな影響を与える可能性があるテーマのこと。

  • 金融商品、クレジットカード
  • 通販、売買に関すること
  • 医療・薬に関する情報
  • 脱毛・エステ・サプリ
  • 法律・国策・行政サービス
  • 遺言・相続
  • 車の安全性

などなど、「信頼できる情報発信者(企業・専門家)しか上位表示させない」アルゴリズムがあるため、このジャンルでは収益化はできません。

たとえあなたが本当にお医者さんだったりエステティシャンだったとしても、それをGoogleに正しく伝えなければ、「本当?じゃあ証明してよ」となってしまうわけです。

自身の権威性や信頼性をGoogleに伝える方法はあるにはあります。が、おそらく大多数の方が当てはまらないやり方(構造化マークアップを使う、バックリンクを獲得する)なので、ここでは割愛します。

アドセンスへの申込方法と登録の流れ

Googleアドセンスを利用開始するための流れは以下のとおりです。

  1. ブログを立ち上げる
  2. アドセンスアカウントの作成
  3. コンテンツを書き溜める
  4. Site kit経由で審査へ提出
  5. 合格する
  6. 広告コードを設置・設定
  7. 広告配信開始

アドセンス審査の登録と申し込みの流れは以下の記事を参考にされて下さい。

参考記事▶ Googleの分析ツールを爆速で連携させるプラグイン Site kit

アドセンス審査に合格するための6つのポイント

アドセンス審査とは、

あなたのブログはGoogle広告を掲載するに値するブログなのか?

を問われるテストです。

要は、「ちゃんと稼げるブログなの?」が試されています。

Googleのアドセンスの申し込み要件のページにはこう書かれています。

AdSense を有効活用していただくためには、関連性の高い独自のコンテンツがあり、ユーザーの利便性を重視したページを用意していただく必要があります。

https://support.google.com/adsense/answer/7299563?hl=ja&ref_topic=1319756

それに加え、これまで100以上のアドセンスブログを見てきて「ここが大事」だと感じるのは、

  1. 独自ドメインである(WordPress、Wix)
  2. 独自のコンテンツがある
  3. わかりやすく、操作しやすいデザイン
  4. Googleのポリシーに従っている
  5. トラフィックが発生している(PVがあるかどうか)

上記の5つ。この条件を満たすことが審査合格のカギです。

独自ドメインである(WordPress、Wix)

アドセンス審査はアメブロやはてなブログの無料ブログサービスでは申請できません。

自分でドメイン取得・サーバーを契約した『独自ドメイン』であることが必須条件です。

はてな有料ブログでも通過事例はありますが、はてブやバックリンクを活かして稼げているサイトを僕はこれまでほぼ見たことがないです。月収30万円以上を稼ぎたいなら独自ドメイン以外を選ぶメリットはないのでやめときましょう。

なお、ブログサービスはWordPressの他にもWixでも可です。

ただ、機能性・拡張性・汎用性を考慮するとWordPressでのサイト構築が最もカンタンで安定します。

役に立つ×ニーズがあることを書く

検索エンジンの役割は、「教えてGoogle!」に的確なアンサーを返すこと。

つまりブログの基本は「質問に答えること」です。誰よりも秀逸な回答をすることでPVとお金が支払われる仕組みということですね。

ですので、「役に立つ記事」であることは大前提です。

ただここで落とし穴。

その答えを求めている人が日本中探しても5人くらいしかいなかったら?あまり価値があるとは言えませんよね。日記のようなブログがなぜ通過しないかと言えば、オリジナリティはあっても誰も求めていないコンテンツだからです。

Googleは売上の9割が広告収入です。
なるべくたくさんの人に広告を見てもらえれば利益が大きくなります。
教えて!のニーズが多ければ多いほど回答の価値も高まるというわけですね。

よって、アドセンス審査に挑むジャンルは、なるべく『知りたい人が多いか?』も考慮すべきです。

専門性のある回答をするためにはある程度テーマを絞り込む必要がありますが、「絞りすぎて誰も興味がない」状況はなるべく避けたいところです。

独自のコンテンツがある

アドセンス審査に限らず、ブログで収益化していくためには、

独自のコンテンツ=「あなただから書けること」

を生み出すことが重要です。

というか、商売の世界でもこれはまったく同じで、

「マクドナルドの横に激安バーガー店を出店したらどうなるか?」

ということ。つまり『差別化が大事』というわけですね。

最初はなかなか難しいかもしれませんが、知識や経験を重ねることで難易度は下がります。

他とは違う切り口・考察・体験を魅力的に、あるいはとことん丁寧にマニアックに掘り下げて発信しましょう。

なお、ネット上にある情報を寄せ集めたような記事をいくら積み上げても、アドセンス審査には通過できません。

また、書評や映画レビュー、ガジェットの紹介、レシピなど、

これは自分オリジナル!

と思っていても、ネットにはすでにそれに関する情報が無数にある場合もあります。

記事を書く前には必ず、次の問いかけをしてみましょう。

これは既にネット上に存在するアイデアか?
どんな悩み事や質問がある?
自分の魅力やオリジナリティを感じてもらうためには?

わかりやすく、操作しやすいデザイン

ブログ、WEB記事にはルールがあります。

デザイン、とは見栄えだけの問題でなく、記事にアクセスしやすいか?読んでいてストレスのたまらない作りになっているか?など「構造」のことを指します。

具体的には、

  • ホームに戻るボタンがある
  • 適切なタイトルの長さ
  • 見出しの正しい使い方
  • 目次の有無
  • 見やすい大きさの文字・配色
  • サイトの表示速度
  • 適切な画像配置(altタグ)
  • クリック、タップしやすいコンテンツ配置

など、数えればキリがありませんが、大切なことは「訪れたユーザーに満足してもらうこと」に尽きます。

ノイズやストレスを減らし、「また来たい」と思ってもらうために何が出来るのかを真剣に考えると良いですね。

Googleのポリシーに従っている

Googleアドセンスは広告アフィリ業界の中でも世界一厳しいポリシー(信念)に基づいて運営されていると言われています。

扱ってはいけない単語や話題でペナルティを受けることや、画像に肌色が多いと言うだけで広告配信を制限されるリスクがあるため、何がOKで何がNGなのか?はきちんと理解した上でライティングしていくよう心がけましょう。

以下はアドセンスで収益化する人ならマストで覚えておくルールです。熟読しておきましょう。

ページビューが発生している

サイトコンテンツにページビューがあるかどうかも重要です。ここで言うページビューとは、検索からの流入だけでなく、Twitterからのソーシャル経由の流入のことを指します。

人が訪れてある程度の時間滞在しているということは、そのコンテンツは価値を提供していると考えることが出来ます。

過去、PVほぼ0でも審査に通過した事例はたくさんありますが、2021年の中頃からは「読まれていないブログは審査通過がしにくい」傾向が強まってきています。

また一方で、

デイリーのページビューが30〜200程度あればアドセンス審査合格

の事例をいくつも見てきました。

事実、これを書いている数日前にも、映画やアニメに関する「体験談を含まない記事」20記事ほどで一発合格したブログはTwitterでの拡散によってページビューを集めていました。

僕はある時期、アドセンス審査に合格したブログを毎日観察していました。たぶん50サイトくらいは見てたんですが、1〜3記事程度の少ない記事で審査に合格しているブログは、

  • すごく運がいい
  • Twitter経由のアクセスがあった

のどちらかが理由です。スクショ撮ってないのですが、記事へのいいねの数やコメントから、Twitter経由で60〜1000PVくらい集めていたようです。

なお、コンテンツの内容的には「こんなん誰でも書けるっしょ」でした。大したことありませんでした。

独自性とかお役立ちとか、そういうレベルじゃなく、そんなクオリティでも、

ページビューがある=読まれている=価値提供してる=有益なコンテンツ

とGoogleはみなしているのかもしれません。

あなたがもしこれからアドセンスにトライするのであれば、SNS(Twitter)アカウントを必ず作成しましょう。そして、ブログ初心者のブログめぐりに参加する、思わずシェア・クリックしたくなる記事を書くなどソーシャルを意識した運営をしてみてください。

おそらくですが、誰に刺さるかわからないお役立ち記事よりも、はるかに審査通過の可能性は上がるはずです。

PVを稼いで一発合格したHさんの例

2022年3月から僕のブログコンサルを受けてくださったHさんが、コンサル開始から2週間でアドセンス審査に一発合格した事例をご紹介します

Hさんはコンサルを受けるまで、独学ブログに挑戦し、すでに60記事ほど記事を投稿されていました。

内容はガジェットやアプリ、新たなサービスなどのレビューやノウハウ紹介記事が中心。とてもクオリティが高かったにもかかわらず、アドセンス審査には4回落ちてしまっている状況でした。

間違いなく読んだ人には「役に立つ記事」だったのに、評価されていなかったんです。

そこで、

いまウクライナ問題で困ってる人がいっぱいいそうだから、
とりあえずわかりやすく解説する記事を書いてみたら?

とオススメし、彼は実際にその記事を超わかりやすく丁寧に作成したところ、

翌日から3000PV、その次の日は18,000PV、5日で50,000PVとアクセスが爆発。

世界が注目している話題の割に、ウクライナロシア間の背景や事象を解説しているページはニュースサイトや専門家の意見がほぼ大半でした。

しかし実は多くの人が「専門家の意見は小難しいからもっとカンタンにわかりやすく教えて!」のニーズが非常に高かったわけです。

立ち上げて間もないブログにもかかわらず、狙ったキーワードで1位表示を獲得し、検索エンジンからもユーザーからも高い評価を得ることができました。

そのタイミングで、インデックスの付いていない記事はいくつか非公開にして再度アドセンス審査へ再提出。

結果、Hさんはコンサル開始からわずか2週間程度で一発合格されました

アドバイスしてから1日で書いたとは思えない
素晴らしいアイデアとクオリティでした。

60記事書いても通れなかったアドセンス審査合格の門は、たった1記事で開かれたことに、サポートしている側としてもとても驚きました。

Hさんが合格されたポイントは、

『世間が今すぐに知りたい、需要の大きな話題についていちはやく記事を書いた』

ことに尽きると思います。

ウクライナロシア問題に限らず、日常的に「新しい疑問」は無数に生まれています。

その情報を求めている人がたくさんいて、かつ初心者でも工夫次第で評価される「話題とキーワード」を適切に選ぶことができれば、Hさんのようにこの成功事例を再現することは十分に可能です。

もちろんその土台として、

・読みやすい・わかりやすい文章を書く
・読者が知りたいことに的確に答えるためのリサーチを行った
・難しい問題を噛み砕いて伝えるための構成
・かつ、結論を速く伝える工夫
・画像やイラストを効果的に活用した
・サジェストを活用しつつ内容を明確に伝えるタイトル

といった「わかりやすく読みやすい記事作成の基礎」があったことも欠かせません。

「自分が体験したから言えるお役立ち記事」という古いノウハウに縛られて、たくさん記事を書いてるのに審査合格できない人は、ぜひこの事例を参考にトライしてみてください。

ブログのジャンルを決める

アドセンス審査に出すブログは、「このジャンルなら通りやすい」というものは特にありません。本当に多種多様、様々な切り口があります。

ブログのジャンルってどうやって決めたらいいの?

については、

  • 自分が苦労せずに語れること
  • 趣味・得意なこと
  • 克服した・今まさにトライしていること
  • 勉強や仕事を通じて経験してきたこと

を中心に振り返ってみてください。

そんなのないよ〜と思われるかもしれませんが、なければ書評やレビューブログでもOKです。

ちなみに、これまで僕が見てきた審査合格者の記事でいうとこんな事例があります。

  • 職場の人間関係トラブルの解消法
  • アラビア語の勉強法や国際結婚のアドバイス
  • 子育てや夫婦関係の悩みへのアドバイス
  • 海外生活のライフハック
  • 忙しいOL向けコスメ術
  • 新商品のレビューや感想
  • 初心者向け、カメラの使い方
  • 地元のパン屋巡り
  • ダイエット実践記
  • 楽天ポイントのため方
  • 新卒向けの社会人の心得
  • おしゃれな画像サービスまとめ
  • ドラマや映画・漫画のレビューや考察
  • 専門的な仕事の話
  • ◯◯行ってきた
  • そば打ち体験レポート
  • キャンプグッズのオススメ
  • コンビニスイーツレビュー
  • 研究職の仕事内容や就職方法
  • 道端に生えてるミント育ててみた観察日記

などなど。まだまだありますがこのくらいで。

どれも共通しているのは、

自分が体験した、自分だから言えること

ですね。

必ずしも特化しなければならないわけではありません。ごちゃまぜでも審査は通ります。

ポイントは「大手メディアや企業サイトと被らないニッチを狙うこと」。

【参考】
ニッチ≠マニアック
・ ニッチ=需要があって供給が少ない分野
・マニアック=需要が少なく供給も少ない分野

既存のメディアと似たようなことを書いてしまうと、「コピーコンテンツ」とみなされて評価されなくなってしまいますので、自分の言葉で書くことが大切ですね。

インターネット上にあなたの記事の存在意義を示すためにも、「自分だから言えること」を念頭に置いて記事を書いていきましょう!

ターゲットを決める

発信する内容にもよりますが、「そこまで詳しくないんだけど…」なスタートの場合は、

  • まずはターゲットを「完全初心者・未経験者」に設定
  • 年齢層は20〜30代
  • 性別は女性
  • メーカーはCanon

とすると、

迷える30代カメラ女子向けの、Canonの使い方&脱初心者テクニック解説ブログ

となります。

決して「みんな」に響かせようとしてはいけません。

あれもこれも言わなきゃ伝わらないんじゃ…
ていうか自分より詳しい人いっぱいいるんだよな…

となり、やたらに時間がかかるし、薄い知識でカバーしようとして誰にも響かない記事になり、最悪、

心が折れます。



だから、

たった一人に向けて書くんです。これはアドセンス審査に限った話ではありません。

すべてのブログ記事は『全校集会やプレゼンではなく、マンツーマンの個室面談』だと思って下さい。

そして、なるべく固有名詞、数字を混ぜて具体性を上げることで、「どっかで見た記事だなぁ」と思われるリスクを回避することが出来ます。

【注意】
よくマーケティングの手法で「ペルソナを決める」方法がありますが、これはあまりオススメできません。

理由は「空想の人物」を作り上げてしまうことで、結果誰にも刺さらなくない発信になってしまうからです。

どうしてもブログのネタが思いつかないときは

ブログに書くネタがどうしても思いつかない…!

そんなあなたへ、とっておきの秘策を授けます。

yahoo知恵袋を活用しましょう。

通称「知恵袋」は質問の宝庫です。

まずはカテゴリーをランキングや質問一覧から、自分が答えられそうなテーマを洗い出してリストを作ってみましょう。

なるべく1〜3つのカテゴリに集約できるよう選ぶとユーザーや検索エンジンから「◯◯について詳しいんだね」と感じてもらえます。

yahoo知恵袋のスクショ
yahoo知恵袋で検索!

そして、その一人ひとりにガッツリ回答する記事を書いてみましょう。

この方法なら100%ネタ切れはありえません。

注意点 :Googleではなく読者を意識したコンテンツづくりを

アドセンス審査を受けるに当たって、過度にSEOを意識したコンテンツづくりは避けたほうが良いです。

過度な、というのは、

  • サジェストや関連キーワードのチェックに時間をかけすぎる
  • キーワードの出現頻度を意識しすぎて不自然な日本語に
  • 共起語や連想語を気にしすぎてライティングに時間がかかる
  • タイトルや見出しにキーワードを詰め込んでしまう

といったデメリットが考えられるためです。

もちろん上記のSEO対策は正しく行えば検索エンジンに内容が伝わりやすい記事を書くことができます。

しかしそれらのルールを学ぶにはどうしても時間がかかるし、記事を書くことが後回しになってしまうのは本末転倒です。

まずは記事を書くことに慣れつつ、積み上げていく記事のオリジナリティや、読み手にとっての見やすさ・わかりやすさを重視した記事作成を優先させましょう。

記事の具体的な戦略

では、ここから具体的なテクニックについて説明していきます。

先にまとめておくと以下の点を注意して記事を書いていきましょう。

  • まずは30記事書くつもりで
  • 文字数は「読者が求めているか?」で決める
  • 画像を効果的に活用する
  • タイトルはオリジナリティを意識する
  • カテゴリーは「本棚」をイメージして
  • 内部リンクは専門性をアピールするチャンス
  • 外部リンクは信頼性を裏付けるソース
  • コメント欄は一応開いておく
  • 広告は貼っておいても問題ない
  • SNSで拡散させればboostできる

まずは30記事書くつもりで

アドセンス審査は3記事5記事で通る…という主張を目にしたことがあるかもしれません。

が、それは一旦無視していいです。

5記事で通る人もいれば30記事で通る人もいます。

そもそも論、誰もが最初はブログ初心者とは言え、

  • ライティングスキル
  • 言語化スキル
  • 体験・経験値の違い
  • 学歴・教養レベル

は人によってまったく異なります。つまりは同じスタートラインではないわけなので、

他人と自分を比較して落ち込む

は全く意味がないことです。

また、先程述べたとおりアドセンス審査の合格不合格には『波』があるので、時期によって「同じことをやってるはずなのに全然5記事じゃ通らないじゃん!」なことも普通にあります。

もちろん、収益化までのスパンが短いに越したことはないですが、たとえ5記事で通ったとしても、3ヶ月、半年後には逆転しているなんてことはザラにあります。

記事数の目標は渾身の5記事ではなく『まずは30記事書くつもりで』臨んで下さい。

フォーカスすべきは「記事数」ではなく、「前回よりも上達したか?」です。

比べるのはいつだって他人ではなく「昨日の自分」です。

文字数は「読者が求めているか?」で決める

よく、「文字数は◯◯文字以上書きましょう!」というフレーズを目にしますが、必ずしもそんなことはありません。

事実、2021年の事例でいうと、200〜800文字程度しか文章がない記事が含まれていても通過しているブログは結構あったんです。

もちろん情報量が多く読み応えも大切ではありますが、

  • 中身のない文章をダラダラと書いてしまう
  • コピペみたいな記事になっちゃう
  • 無関係なニーズも含めて記事のコンセプトが崩れてしまう

優先順位を間違えると上記のような記事を量産してしまいやすいです。

こんなに文章たくさん書いたのに
なんで評価されないの…??

重要なのは、検索ユーザーが求めるニーズに答えるために必要なことは何なのか?ということです。パッと見情報量が多いっぽい記事を作ることは本質ではありません。

例えばダイエット実践記。

ユーザーが知りたいのは「どれくらいの変化量があったか?」のはずです。

それを伝えるには数字と画像があれば最も効果的で、文章量はそれほど求められないのではないでしょうか。(ていうか読みたいですか?)

あるいは、

「5歳の娘が挑むベランダのトマト栽培日記28日目」や「ド初心者がクリスタで絵を描いてみた実践編⑤」のような画像イメージが重要視される場合は?

別に3000文字の文章量は必要ないはずですよね。

文字数◯◯文字!は書き手のエゴです。
大切なのは「ユーザーがそれで満足するか?」
ここを履き違えるとうまくいきませんのでご注意を。

アドセンス審査に長文SEOの概念は不要ですので、あくまでも「読み手目線」を意識していきましょう。

画像を効果的に使う

テキストや画像などのページ上の要素の配置をよく考え、魅力的なレイアウトを作り、ユーザーが求めている情報を簡単に参照できるようにします。

https://support.google.com/adsense/answer/7299563?hl=ja&ref_topic=1319756

記事を書く=すべてを文章で表現する

ではありません。

例えば以下のように、文字ではなく文字情報をまとめた画像(インフォグラフィック)にすることで、世界に一つだけしかないオリジナルコンテンツをいともカンタンに作り出すことが出来ます。

検索ユーザーは基本的に文章を読みたいのではなく「情報を得たい」と思って検索しているので、いかに文字を読まなくても伝わるか?をアイデアと工夫をこらして練っていくこともとても大切です。

画像を使う際はできればフリー画像が望ましく、ネットで適当にググって出てくる画像はたいてい「誰かの著作物」ですのでご注意下さい。

画像にはAltタグ(代替テキスト)を記述する

画像を記事に埋め込む際は、Altタグ(代替テキスト)を必ず記述する習慣を身に着けましょう。

画像のメディアライブラリの以下の部分です。

Altタグを正しく記述することで、

  • 画像が表示できない環境でもイメージの主題が伝えられる
  • 画像検索でみつけやすい

とユーザーの役に立つコンテンツにすることができます。

Altタグの記述は「その画像を一言で説明したらなんていう?」を簡潔に書きましょう。

タイトルはオリジナリティを意識する

SEOで最も大切なのはタイトルである、というSEO専門家もいるくらい、記事タイトルが担う役割はとても重要です。

記事タイトルはいわば商品パッケージであり、面接の第一印象です。

タイトルでは以下の点に気をつけて作成していきましょう。

  1. 前半20文字で主題を伝える
  2. 既存のライバルと被ってない
  3. 一貫性を感じられる
  4. 簡潔でわかりやすい
  5. 記事の中身と一致している
  6. キーワードを詰め込みすぎない
  7. クリックしたい、と思ってもらう
  8. 文字数は40文字以内目安でOK
  9. ブログ内で同じようなタイトル記事を量産しない

待って待って。
多くない??

と思われるかもしれませんが、ええ、多いと思います。笑

でも、それだけタイトルは重要なんです。だからこそ、工夫次第で記事の魅力を120%伝えることもできるチャンスでもあるんですよね!

個人的には「既存のライバルとは違う」は特に意識してます。Googleが求める「独自のコンテンツがあるか」へのアンサーとなると考えているからです。

カテゴリーは「本棚」をイメージして

カテゴリーの数に関する意見も様々ありますが、サイトの信頼性や記事同士のつながりを考慮すると、多くても3つ程度に絞ったほうが良いです。

1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

Googleの掲げる10の真実でGoogle自身が述べている通り、Googleは何でもそれなりに出来ちゃうゼネラリストよりも、1つのことに特化したスペシャリストを愛しているようです。

例えばあなたが映画レビューブログで審査に挑む場合は、作品ごとにカテゴリーを作るのはNGです。

  • 泣ける映画レビュー
  • 笑える映画レビュー
  • オチが秀逸な映画レビュー
  • 恋愛映画レビュー

など、↓の検索ニーズに合わせたカテゴリー名にするとか。

あるいは、

  • Netflix作品レビュー
  • アマプラ作品レビュー
  • hulu作品レビュー
  • ディズニープラス作品レビュー

という風に「ユーザーがひと目でわかる」カテゴリ分けをしていきましょう。SEOは特に意識しなくて大丈夫です。

キミの両親が見て理解できるレベルならOKです

なお、2021年4月ころの事例でいうと、カテゴリー数20個以上にとっ散らかったブログでも審査に合格されていました。だからここはこだわりすぎる必要はないです。

Googleにとって最重要なのはあくまでも「価値の高いコンテンツ」なので、枝葉に囚われすぎないよう気をつけてくださいね!

カテゴリーとは、『あなたの本棚の仕切り』のようなものです。

本屋さんや図書館の本棚を観察すると、わかりやすくPOPで整理されているおかげで 僕らはスムーズに目的の本を探すことが出来ます。
訪れたお客さんが迷わない、「助かる!」なカテゴリー分けを意識しましょう。

内部リンクは専門性をアピールするチャンス

内部リンクとは、関連記事のことです

記事を増やす際は、カテゴリーに含まれる記事同士が繋がるように記事同士で補い合うことで「そのことについて詳しいんだね」とアピールすることが出来ます。

詳しくは以下のページでも書いてありますが、Googleは記事の品質はページ単位だけでなくサイト単位でも見ていると言われています。

例えばあなたが「わたしは料理に詳しいよ!」と友人にアピールしたいと思った時。

あなたの家の本棚に、

  • 料理の本が一冊だけ
  • 料理の本が5冊ある

どちらが「おお!ほんとだ!」となるでしょうか?

また、とあるミュージシャンについて語るとして、「引き出しの多さ」は詳しさに直結します。「◯◯と言えばこんな話もあるよ…」←これが関連記事の役割です^^

ブログの発信者への信頼性や説得力もこれと全く同じ仕組みだと僕は考えます。

よって、関連性の低い孤立無援の記事を散りばめるのではなく、なら「就活」とその記事たちの有用性は「思ったほど評価されない」ということ。

それを念頭に置いて、

記事同士の横のつながりを強化するつもりで記事を増やしていく!

を実践していきましょう。

参考記事▶ 内部リンク(関連記事)を正しく活用するセブンルール

外部リンクは信頼性を高めるソース

外部リンクについては、本当に必要な場合のみ引用リンクを貼っていきましょう。

理由は、記事の中の大半がニュースサイト(例:yahoo)の引用ばかりだと、「これyahooで読めば良くない?」と自分のブログの存在意義が薄れてしまうからです。

別のサイトの記事や埋め込み型動画など、外部のコンテンツを使用する際はご注意ください。最も重要なのは、専門家の知識、何かを改善する方法、クチコミ情報、自分のアイデアなど、他にはない独自のコンテンツを掲載することです。

https://support.google.com/adsense/answer/7299563?hl=ja&ref_topic=1319756

ただし、その内容や文脈を説明するためにどうしても専門家の意見や事実の裏付けが必要な場合は、引用を明記しましょう。

  • 騙されたくない
  • 時間を無駄にしたくない

という不安からくるものです。某掲示板でいう「ソース出せ」「それあなたの感想ですよね?」の壁を乗り越えるためには、

  • 専門家がこんなこと言ってます
  • プロの意見はこうです
  • 新聞の情報をもとに考察しているよ

のアピールは不可欠です。

記事を書き進めていく上で意識したいのは、「読者は不安になっていないか?信じてもらえそうか?」も想像しながら、必要に応じて外部からの情報を引用がオススメです。

引用にはきちんとURLリンクを貼ろう

また、引用した情報を検索者が自分の意志で確認できるよう、引用URLにはリンクを埋め込んであげましょう。

「A子さんがこんなこと言ってました〜」だとあまり信用できませんが、目の前にA子さんがいて、「そのとおりです」と証言してくれたらその意見は99%真実に近づきます。

なお、検索エンジンもページに貼られたURLリンクをたどって、記事と引用リンクとの関連度をチェックする仕組みになっています。

参考記事 ▶ ブログの外部リンクの正しい貼り方と、離脱を防ぐコントロール術

コメント欄は一応開いておく

WordPressのデフォルトでは記事画面下部にコメント欄が設置されていますが、

あったほうが良いよ

いらないよ

両方の意見があって「どっちなのよ〜」と迷われるかもしれませんが、

「あったほうが良いと思う。でも変な書き込みされないようにちゃんと管理してね」

コメント欄に対するGoogleの考え方です。

ユーザーが入力できるコメント欄を用意するのもおすすめです。サイトを改善し、成長させていくうえでは、ページにアクセスしてコンテンツを参照したユーザーからの意見や要望が非常に参考になります。

: コメント欄は、AdSense のプログラム ポリシーに従い、不適切なコメントが投稿されないように管理していただく必要があります。詳しくは、ユーザー作成コンテンツの詳細と管理方法をご覧ください。

https://support.google.com/adsense/answer/7299563?hl=ja&ref_topic=1319756

まあ、コメント欄があったから受かった、無いせいで落ちた、なんて話は聞いたことがありません。なのでおそらくなくても構わない、お守り程度のものだと考えておきましょう・

なお、コメント欄を導入するときは、悪質なスパムや、Googleが禁止しているような悪意ある言葉で書き込まれないように注意して下さい。

  • ダッシュボードの「コメント」はプッシュ通知があった場合は必ず確認
  • コメントは承認制にする
  • スパム、悪質なトラックバックはakismetなどプラグインでブロック

といった対策をすると良いですね。

広告の有無

楽天やAmazon、zucksといった外部広告は貼っていてもOKです。

実際に多数の合格事例がありますので、審査のためにわざわざ剥がす必要はありません。

問題なのは、広告での成約を優先するあまりに

  • ユーザビリティを無視した不親切なコンテンツ
  • 他との違いがわからない複製コンテンツ

となってしまうことです。

2022年現在、審査落ちの多くの原因は「有益性の低いコンテンツ」である場合が大半です。

広告を貼る際は成約ではなく「ユーザーの質問にいち早く回答する」ことを意識して作り込んでいきましょう。

SNSでの拡散は強力

アドセンス審査に合格する人によく見られる共通点として、SNS経由でブログのページビューが伸びていることが挙げられます。

細かい説明は省きますが、Googleは有益性の高いサイトを評価します。

有益性とはなにか、と言えば、「検索流入があること」「外部サイトから引用されること」「SNSでシェアされること」に加え、そのページ・コンテンツがどれくらい人の目に触れているかも関連しているはずです。

よって、

  • Twitter
  • yahoo知恵袋
  • note
  • Instagram

のようなソーシャルメディアで拡散され、

  • 外部サイトから被リンクを獲得
  • サイト内コンテンツへのセッション増加、滞在時間増加
  • RTなどシェア、ブックマーク、サイテーションの発生

などの「反響」を得ることは、世の中に何かしらの「価値提供」となり無駄にはならないはずです。

Googleは、

SNS経由のアクセスは検索順位に直接的な影響を及ぼさない

と明言していますが、言い換えれば間接的には影響を及ぼすということです。

ということで、書いた記事はSNSでツイートしましょう。フォロー・フォロワーを増やすことも間接的にポジティブな影響をもたらすはずです。

またこれまで「トレンドブログは審査に通らない」と言われていましたが、2022年現時点では30〜200PVほどあれば普通に審査に合格しています。検索流入のみならず、ソーシャルも存分に活用して審査に挑みましょう!

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